■リフレッシュされた密閉グリル、新設計されたLEDデイタイムランニングライトの一部を確認
BMWは、数週間前にブランド初となるフルエレクトリックSUV「iX3」をワールドプレミアしたばかりですが、早くも改良型の開発に着手していることがわかりました。
捉えたプロトタイプは、フロントエンドとリアエンドをカモフラージュ、フロントドアには「Electric Test Vehicle」のステッカーが貼られています。
LCI初期開発車両のため、テールライトがダミーコンポーネントですが、リフレッシュされた密閉グリル、新設計されたLEDデイタイムランニングライトの一部、スリムなヘッドライトを装着していることがわかります。
さらにフロントバンパーの台形型エアインテークが長方形のデザインへ変更、コーナーエアインテークもアグレッシブに新設計されているほか、テープで覆われた「M」バッジのように見えるものも確認できます。
ただし、ピュア「M」ほど過激ではないので、「Mスポーツ」が新設定される可能性がありそうです。
EVパワーユニットは80kWhのリチウムイオンバッテリーパックを搭載、最高出力282hp・最大トルク400Nmを発揮し、1回の充電ではWLTPサイクルで最大460km(285km)の航続を誇ります。
また0-100km/h加速は6.8秒、最高速度180km/h(リミッター作動)のパフォーマンスがキャリーオーバーされる見込みです。
iX3改良型のデビューは、早くとも2021年後半で、2022年初頭あたりが有力と思われます。
(APOLLO)