■LEDデイタイムランニングライトバーが初めて露出、パフォーマンス重視のホイールも装着
VWは2020年9月に、新型の電動コンパクト・クロスオーバーSUV「ID.4」を発表しましたが、そのハイパフォーマンスバージョンと思われる最新プロトタイプをカメラが捉えました。
厳冬のスウェーデン北部で捉えたプロトタイプは、これまでで最もカモフラージュが軽く、キアの「タイガーノーズ」を模したグリルを削除、LEDデイタイムランニングライトバーが初めて露出しています。
さらに専用のバンパー、よりパフォーマンス重視のタイヤを備える新設計のホイールを装着し、ボディはローダウンされているほか、スポーティな乗り心地を実現するためシャーシのアップデートも図られるといいます。
キャビン内では、カーボンファイバーなど独自のインテリアトリムも期待できるでしょう。
EVパフォーマンスは最高出力302ps・最大トルク450Nmを発揮する全輪駆動と予想され、0-100km/h加速6.2秒のパフォーマンスを発揮、ベースモデルのID.4より2秒以上改善されます。またWLTPサイクルによる航続距離は292〜323マイル(470〜520km)と予想されています。
市販型のワールドプレミアは、2021年夏ごろと思われ、車名は「ID.4 GTX」が有力候補の1つとされています。
(APOLLO)