■フラットで幅の広い逆Vフードを装備、よりスタイリッシュなボディシルエットに
ホンダのコンパクトクロスオーバーSUV「ヴェゼル」次期型プロトタイプを、欧州で初めて捉えました。
ヴェゼルは、「フィット」をベースに開発、2013年に発売されたコンパクトSUVで、中国、香港を除く主要海外市場では「HR-V」の車名で販売されるグローバルモデルとして人気を博しています。
フラットで幅の広い逆Vフードを備えるプロトタイプは、大型の六角形ラジエターグリルを装着、高くシャープなヘッドライト、その上部には新設計のLEDデイタイムランニングライトの一部を確認することができます。サイドには力強いキャラクターライン、リアエンドでは、刷新されたLEDテールライトの一部も露出しています。
エクステリアには全体的に偽装パネルも少なく、ルーフレール、ルーフスポイラーを装着、きれいなアーチを描くクーペルーフなど、よりスタイリッシュな印象です。また次期型ではホイールベースを50mm延長し、居住空間がアップすると予想されます。
キャビン内では、フルデジタルインストルメントクラスタ、ワイヤレスAppleCarPlay、Android Auto、5Gを備える新設計大型のタッチスクリーンインフォテイメントシステムの搭載が期待できるでしょう。
パワートレインは、1.0リットル直列3気筒ターボエンジンと、1.5リットル直列4気筒+デュアルモーターの「e:HEV」ハイブリッドを新型「フィット」から流用、新たにラインアップされると思われます。
ヴェゼル新型のワールドプレミアは2021年3月、日本市場発売は5月と予想されています。
(APOLLO)