■生産モデル最大150kWHバッテリー搭載、航続は驚異の800km
中国のEVメーカー「NIO」(ニーオ)は2021年1月9日に開催予定の「NIO Day 2021」にて、新型のフラッグシップEVサルーンを世界初公開することを発表しました。
この新型モデルは、2019年に発表されたコンセプトモデルにインスパイアされたモデルで、NIO初のセダンとなります。
公開されているティザーイメージでは特徴を識別するのは困難ですが、タイトなサイドウィンドウと、おそらくボディワークと同じ高さにあるドアハンドルを備えている様子が伺えます。また様々な自動運転センサーを収容できるフロントウィンドウの上部の突起やコンパクトなトランクリッドスポイラーも確認できます。
注目のEVパワーユニットは、150kWh大容量バッテリーを搭載。これはテスラ「モデルSロングレンジ」の100kWhを超え、生産乗用車最大のものとなります。航続は370〜500マイル(600〜800km)と予想され、モデルSロングの402マイル(647km)を大きく超えてくる可能性もありそうです。
また、NIOは第2世代のバッテリーパックスワップステーションと新たなコアテクノロジーも発表予定だといいます。ニューヨーク証券取引所に上場して以来、同社株は3月の2.40USドルから53.49USドルへ急騰しています。
現在絶好調のブランドといえるNIOから2021年は目が離せなさそうです。
(APOLLO)