メルセデス・ベンツCLSがターゲット! ジェネシスG70シューティングブレークは370馬力

■2021年デビュー! レッドブレーキキャリパーやスプリットヘッドライトを装備

ヒュンダイの高級ブランド「ジェネシス」は、4ドアサルーン「G70」改良型を発表したばかりですが、新たにスポーツワゴン「G70 シューティングブレーク」が設定されることが確定、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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ジェネシス G70 シューティングブレーク 市販型プロトタイプ

キャッチしたプロトタイプは、相変わらず厳重なカモフラージュが施されており、ディテールは見えません。しかし、大型の「G80セダン」や「GV80 SUV」などで見られる「スプリットホリゾンタル」ヘッドライト、およびテールライトの一部を確認することができます。また、足回りには5つのツインスポークアロイホイール、レッドブレーキキャリパーも見てとれます。

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ジェネシス G70 シューティングブレーク 市販型プロトタイプ

車体後部は完全にガードされていますが、ルーフエンドが後部へ下がりはじめており、リアウィンドウが傾斜するクーペスタイルであることは濃厚といえそうです。

パワートレインは、G70セダンのエンジンを継承するはずです。北米では、最高出力290ps・最大420Nmを発揮する2.5リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンが設定されるほか、最高出力370ps・最大トルク510Nmを発揮する強力な3.3リットルV型6気筒ツインターボエンジンもラインアップされると思われます。

またシューティングブレークは欧州市場でも発売する計画を持っており、こちらは2.2リットルのディーゼルエンジンが設定されると見られます。エンジンのセレクトに関係なく、すべてのバージョンは8速オートマチックギアボックスと組み合わされ、標準で後輪駆動、オプションでAWDがセレクト可能となります。

シューティングブレークは2021年前半に登場予定で、メルセデス・ベンツCLSシューティングブレークと市場で争うことになるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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