■コードネーム「BC-01」「アルティメットビジョングランツーリス」のロードゴーイングバージョン
マクラーレンは、現在新型スーパーカー「アルトゥーラ」を開発していますが、それとは別に超弩級のハイパーカーを極秘開発していることがわかりました。
コードネーム「BC-01」と呼ばれる新型モデルは、同社の「マクラーレン アルティメットビジョングランツーリスモ」コンセプトのロードゴーイングバージョンとなります。また市販型では「剣」「刀」を意味する「Sebre」(セイバー)の車名が与えられる可能性が高いと思われます。
鮮明に捉えたプロトタイプは、角張ったボディワークにスリムなヘッドライトを装備するシャープなフロントエンドが見てとれます。サイドビューでは、トラックに焦点を合わせた「セナ」と同様の大型エアインテークとハーフカットウィンドウが確認できます。
リアエンドでは、8つのエアベント、巨大リアウィングを装着。センターにはシャークフィン、アグレッシブなディフューザーを備えるエンジンカバー、一対のテールパイプ、LEDライトバーなど強烈なインパクトを与えています。
前記の「アルトゥーラ」は、新開発「MCLA」(マクラーレン カーボン ライトウェイト アーキテクチャ)と名付けられたカーボンファイバー構造をベースとし、V型6気筒ガソリンエンジンをベースとする高性能ハイブリッドパワートレインを搭載します。一方セイバーは、後輪駆動の4.0リットルV型8気筒エンジン+電気モーターにより、最高出力1,134ps、最大トルク1,257Nmを発揮するハイパーカーとなります。
噂によると、市販モデルは限定生産わずか15台、価格は安くみても270万ユーロ(3億4000万円)からの設定になるようです。
(APOLLO)