■ダイハツ「DNGA」プラットフォームを採用、ホイールベースは延長
トヨタのコンパクト・ハッチバック、「パッソ」」次期型に関する情報を入手、その情報を元に予想CGを制作しました。
ダイハツ「ブーン」のOEMモデルであるパッソは2004年に誕生、初代では、企画はトヨタ、開発と生産はダイハツが担当する共同開発モデルでした。「ヴィッツ」よりコンパクトなボディながら居住スペースをアップ、コスパの高い5人乗りハッチバックとして人気を博しています。
2010年に登場した第2世代では、女性スタッフを中心に女性目線で開発が進められました。そして現行型はダイハツ「ブーン」のOEMモデルとして2016年に登場、今回は5年ぶりのフルモデルチェンジとなります。
次期型では、「タント」、「ロッキー」から流用される「DNGA」プラットフォームを採用、ホイールベースが若干延長されるほか、剛性、走行安定性がアップします。注目は、現行型にはない高性能モデル「Evo」の初設定です。エントリーモデルには、1.0リットル直列3気筒エンジンを搭載、最高出力は70psを発揮します。一方Evoモデルでは、115psを発揮する新開発1.0リットルターボ エンジンの搭載が期待されています。
そのエクステリアは、ボクシーなイメージから脱却、A&Cピラーを傾斜させたスタイリッシュなイメージのシルエットが予想されます。サイドでは、キャラクターラインやボンネット形状には超立体的なデザインを踏襲し、スポーツモデル「Evo」ではタイヤハウス周りには膨らみを持たせ、ワイド感が強調される可能性もありそうです。またヘッドライトは丸型を踏襲しつつも大型化し、かつシャープなデザインになりインライン型LEDも内蔵、アンダーグリルは、大型な逆台形デザインになり、デュフューザーもそのデザイン合わせた縦型スリットで未来的なイメージが期待できるかも知れません。
キャビン内では、大型ディスプレイが採用、高級感のある洗練されたデザインが期待されます。
パッソ新型の発売は2021年春と予想され、EvoモデルのターゲットはVW「up! GTI」となるでしょう。
(APOLLO)