■PM2.5や花粉、バクテリアなどのアレルゲン物質を取り除くフィルター付の空気浄化システムを設定
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、2020年12月11日、プレミアムコンパクトSUVの「RANGE ROVER EVOQUE(レンジローバー・イヴォーク)」の2021年モデルの受注を開始しました。
2021年モデルでは、最新の2.0L「INGENIUM(インジニウム)」ディーゼルエンジンがラインナップされています。
マイルドハイブリッドの搭載で燃費向上を図るとともに最高出力も従来の180PSから204PSに向上し、最大トルクも430Nmと分厚く、走りのよさに期待が高まります。
パワーユニットは、従来の2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン(P200:最高出力147kW/200PS・最大トルク320Nm、P250:最高出力183kW/249PS・最大トルク365Nm)と合わせて3タイプ用意され、10グレード展開になります。
また、最新のインフォテインメントシステム「Pivi」の標準化もトピックス(S以上がPivi Pro)。「Pivi Pro」に付帯するオンラインパックには、専用の通信データプランが用意されていて、施設情報やガソリン価格、マップデータの取得をはじめ、音楽、天気、カレンダーなどのコネクテッドアプリをスムーズで快適な通信環境下で、データ容量を気にすることなく使えるのが魅力です。
なお、「Pivi Pro」に付帯するオンラインパックに専用の通信データプランが用意され、ナビゲーション(施設情報のオンライン検索/ガソリン価格のオンライン取得/マップデータのオンラインアップデート)、メディア(Spotify/Deezer/TuneInRadio)、天気予報(AccuWeather)、カレンダー(Google Suite/Microsoft Office 365)のアプリがデータ容量を気にすることなく使用できます。
先進安全装備も充実していて、イヴォークで世界で初めて採用された「ClearSightグラウンドビュー(前輪のすぐ前方エリアの映像を車内中央のタッチスクリーンに表示し、フロント下180度の視覚を確保できる)」に加えて、ブラインドスポットアシスト、アダプティブクルーズコントロール、クリアイグジットモニター、リヤコリジョンモニター、リヤトラフィックモニターが用意されます。
ほかの装備では、快適なキャビンを維持できる多機能な空気浄化システムを新たにオプション設定。車外の空気の状況や車内のCO2量をモニタリングし、必要に応じて内気循環を作動させたり、エアコン動作時にマイナスイオンを発生させたり、PM2.5や花粉、バクテリアなどのアレルゲン物質を取り除くフィルターが装着され、よりクリーンな車内環境を実現するそう。また、アプリを介してリモートでエアコンを作動させて車内の空気の入れ替えもできます。
ボディカラーは、新色の「ポルトフィーノブルー」と「ランタオブロンズ」をはじめ、「フジホワイト」「サントリーニブラック」「ユーロンホワイト」「フィレンツェレッド」「ソウルパールシルバー」「ノリータグレイ」「アイガーグレイ」「カルパチアングレイ」「シリコンシルバー」を用意。
価格帯は、新たに加わった2.0L直列4気筒INGENIUMディーゼルエンジン(MHEV)搭載モデルが574万円〜742万円。2.0Lの直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン仕様(200PS/320Nm)が495万円〜635万円。また、2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン搭載モデル(249PS/365Nm)が638万円〜769万円。
また、ジャガー・ランドローバー・ジャパンが推奨するパッケージ仕様であるCURATED SPEC(キュレイテッド・スペック)は5タイプ用意され、価格は「RANGE ROVER EVOQUE S D200」が697万9000円~。「RANGE ROVER EVOQUE S P200」が624万9000円~。「RANGE ROVER EVOQUE R-DYNAMIC S D200」が756万7000円~。「RANGE ROVER EVOQUE R-DYNAMIC S P250」が724万7000円~。「RANGE ROVER EVOQUE R-DYNAMIC SE P250」が826万1000円~となっています。
イヴォークは、「レンジローバー」ブランドのエントリーモデルではあるものの、ラグジュアリーな内・外装やスポーティな走りにより、数あるSUVの中でもスタイリッシュなスタイルを享受できます。
(塚田 勝弘)