■専用ステッカー、アーミーマンとウィリスMBをモチーフとしたWillysスペアタイヤカバーを用意
2018年10月に日本に導入されて以来、クロカン4WDのファンを中心に根強い人気を誇るジープ・ラングラー。
2020年12月7日、4ドアの「アンリミテッド」に、ブランドのルーツであるミリタリーをテーマとした限定車の「Wrangler Unlimited Sarge Green(アンリミテッド・サージグリーン)」が設定され、同日300台限定で発売されました。
限定車の「ラングラー・アンリミテッド・サージグリーン」は、前身であるウィリス時代を含めて、約80年の歴史を持つSUV専門ブランドの起源であるミリタリーがテーマに掲げられています。
ベース車は、快適性を高めた上級グレードの「アンリミテッド・サハラ3.6L」と、ラングラーのなかでも際立ったオフロード性能を誇る「アンリミテッド・ルビコン」で、前者をベースとする「アンリミテッド・サハラ・サージグリーン」が200台限定です。後者をベースとする「アンリミテッド・ルビコン・サージグリーン」が100台限定。
限定車のボディカラーは、特別カラーである「サージグリーンC/C(クリアコート)」。通常のカタログモデルには設定のない深みのあるグリーンで、ミリタリーユースとして開発された「ウィリスMB」を彷彿とさせるものになっているそう。
一方のインテリアは、両モデルともブラックレザー仕様とされ、引き締まった印象と共に上質感が感じられる仕立てになっています。さらに、純正ハイパフォーマンス・アクセサリーなどを手掛ける米国Moparチームが日本専用にデザインした「パラシュートマン」のステッカーがフロントフェンダーに貼付されています。
また、本格オフローダーを誇示する背面タイヤには、アーミーマンならびにウィリスMBをモチーフとしたWillysスペアタイヤカバーが特別装備されています。
価格は「アンリミテッド・サハラ・サージグリーン」が595万円、「アンリミテッド・ルビコン・サージグリーン」が631万円です。
ラングラーの中でも人気グレード2台をベースとした今回の特別仕様車2モデルは、購入を考えているファンの方にとってはとくに見逃せない仕様といえそうです。
(塚田 勝弘)