豪華タレント陣がサーキットラン&けん玉にパン食い競争 !?【つるの剛士の「乗るのたの士」オールスター感謝祭・バイク大運動会編】

■つるの剛士さんのYouTube連動イベント「乗るのたの士 オールスター感謝祭」で大運動会開催!

オールスター感謝祭
おろしたての白いレーシングスーツで愛車カワサキ Z900RSにまたがり、颯爽とパレードラップへ向かうつるの剛士さん。いよいよみんなの大運動会の始まりです。

茨城県かすみがうら市・トミンモーターランドで行われた、つるの剛士さんのYouTube連動イベント「乗るのたの士 オールスター感謝祭」。そのトリを飾るメインイベントは、全員参加のバイク大運動会でした。

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運動会は、俳優さんやプロレーサー、モデルさん、ユーチューバーたちが参加する豪華な混成4チームで戦います。

参加者はホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの4チームに分かれ、それぞれの250ccフラッグシップ・マシンで優勝を争いました。

といってもこれは本気のスピード競技ではなく、「もっと本気」の大運動会。ライダーは、トミンモーターランドAコースをぐるっと一周する直前で、最終コーナーを回らず、そのままピットエリアに戻り、待ち受けるゲームをクリアして次のライダーにタスキを渡し、ライダーチェンジ! 1チーム6人のライダーが全員走り切るまでのタイムを争います。

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レースではなく「運動会」。でも、サーキットで開催されるというだけで、ライダーなら誰しも血が騒ぐもの。走りはやはり真剣そのものです。

なにしろ参加者はみんなバイクが大好き。タレントさんもモデルさんも、プロライダーもユーチューバーもジャーナリストも、それぞれのプライドをかけて懸命にコースを攻めるものの、勝敗を決するのは圧倒的にゲームの成績……。

となれば、自然とゲームにアツくなって、いやがうえにも運動会が盛り上がるというわけですね。

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この日のために、コミネのS-53レーシング・レザースーツを新調! レースだけでなく、ツーリングシーンにも似合うスーツです。気持ちもぴりっと引き締まりますね。
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最初から最後まで盛り上がり続けた我らがスズキチーム。初めて会った人もいたのに、まるで昔からのバイク仲間みたいでした。

スーツに着替えたら、参加するスズキチームのピットへ急ぎます。スズキのエースはYouTubeでも活躍するエクストリーム・ライダーOGAチャンネルさん。2番手のわたし、村上菜つみがタスキを引き継いだら、3番手の二輪ジャーナリスト・ケニー佐川さんに渡します。4番手は神社巡拝家の佐々木優太さんとアパレルデザイナーのローリー青野さんが交代で。そして5番手は人気モデルの美環(みかん)ちゃん、しんがりはタレントのノッチさんという超豪華メンバー!

なのにこのチーム、どこかで何かが起こるデコボコチームの予感しかしないのはなぜなんでしょう……。

●豪華絢爛、見ごたえたっぷりのパレードラップ

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全日本ロードレース選手権・J-GP3クラスに参戦中の美しきレーサー、岡崎静香選手。パレードラップではレーシング・マシンの鋭い走りを披露してくれました。

チームの準備が整ったら、まずは全選手の自己紹介とパレードラップ。このときは、会場に持ち込んだマイバイクなど、好きなバイクでサーキットを走れます。参加者は、自慢の愛車で、仲間とのタンデムでと、思い思いにパレードを楽しみました。

●ついに決戦! 戦いの火ぶたが切られます

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パレードラップでは、かっこいいアクションを披露してくれるライダーも。鈴木健二選手は円熟のウイリーを見せてくれました。
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運動会のスタートは、スタートラインに並べたマシンにライダーが駆け寄って乗り込むル・マン式。各チームのエースライダーは走りのプロフェッショナルばかりです。

運動会は、つるの剛士さんのピストルの合図でスタートしました。ライダーたちはマシンめがけて一斉に猛ダッシュ! スズキチームのエース OGAチャンネル選手も、セカンドライダーの私が支えるGSX250Rに飛び乗って本気の全開スタートを決め、もつれるように第1コーナーへと消えていきました。

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第1コーナー手前には、進入スピードを抑えるためにロードコーンのシケインが設けられました。

エースライダー渾身の全開アタックは1周で終わり、いよいよ各チームとも肝心かなめのピットゲームに突入です。第1ヒートのゲームは風船割り。椅子に置いた風船を座って割るだけですが、ヘルメットで狭くなった視界とレーシングスーツでは、これが意外に難しいのです。

風船が割れたら次のライダーがタスキを受け取って走り出し、1周したらまた次のライダーへ。こうして6人のライダーがリレーして走り終えるまでのタイムを競います。

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風船割りゲームに挑む美環選手。でも、体重が軽すぎてなかなか割れず大苦戦するというキュートすぎるアクシデントが。がんばれ美環ちゃん!

このバイク運動会は、風船割りのあとは、第2ヒートのパン食い競争、第3ヒートのコーラ一気飲み、最後はけん玉と、全4ヒートで争われました。さらに各チームの順位が走行タイムだけでは決まらないのも面白いところ。ゲーム中に審査員の裁量で特別なポイントがもらえるほか、ツイッターでのコメント数がファンの応援ポイントとして加算され、その合計で順位が決まるしくみです。そのため大運動会の勝敗は、夜の生配信で表彰式が行われるまで誰にもわからないのです。

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ピットゲームをクリアしたチームのライダーは続々とレーストラックへ! カワサキの平嶋夏海選手をホンダの難波祐香選手とヤマハの国友愛佳選手が追う展開です。オートバイ女子たちの華やかな戦いも楽しい見どころのひとつとなりました。
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ピットエリアでタスキをつなぐ選手たち。ふだんはライダーを守るフルフェイス・ヘルメットとレーシングスーツも、このときばかりは大きな障害に。チームワークが問われます。
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ゲームのときは、スズキチームのエースは間違いなくノッチ選手です! パン食い競争だけでなく、天才的なけん玉テクニックでチームに大貢献。いつでもみんなを笑わせ、頑張る姿に感動しちゃいました。
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「あああ目が! 目がぁ~!」と叫んだかどうかはわかりませんが、タスキが目に入って身もだえするユーチューバーのカザック選手。応援していた平嶋夏海選手もつい大笑い。

この運動会の競技は、サーキットのレーストラックを使ってはいるものの、ルールはゆるゆる安全第一、楽しみさえすれば勝ち負けは二の次です。選手たちもそれぞれバイク遊びを思いきり満喫したようでした。

真剣勝負のガチレースも過酷な冒険ツーリングも、それぞれ素晴らしいバイクの楽しみですが、誰もが楽しめるバイク遊びが他にももっとあること、そしてバイク仲間と過ごす時間の喜びをあらためて認識させてくれるエキサイティングな運動会となりました。

●戦いすんで日暮れのフィナーレ

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敵も味方も笑顔いっぱい、夕暮れのノーサイド。みんなが喜ぶ最高の運動会でした。
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走り切った、というより遊び切った満足感に、応援メガホンとパフパフを持って思わずガッツポーズ! 仲間と頑張るバイク遊び、やっぱり素晴らしいですよね。

夕陽が沈む頃、大運動会はめでたく閉幕。勝敗すらまだわからないまま、どのチームからも大きな歓声と笑い声があがっていました。我らがスズキチームも、数えきれないほどのミスを連発しながら、そのたびに笑い転げて無事完走を果たしました。さて、優勝はどのチームでしょう。そして、全ヒートをパワー全開で楽しみきったスズキチームは、いったい何位になれたのか。結果はその夜の生配信のお楽しみです!

【「乗るのたの士 」 オールスタ ー感謝祭 概要】
日時:2020年 11 月 13 日(金) 14:00 スタート
開催地:トミンモーターランド(茨城県かすみがうら市西成井280)

(写真:高橋 克也/文:村上 菜つみ)

【関連リンク】

Youtubeチャンネル「つるの剛士の乗るのたの士」
https://www.youtube.com/watch?v=YiMukLcYQZA

この記事の著者

村上菜つみ 近影

村上菜つみ

福岡出身・東京在住のモデル&モータージャーナリスト。ツーリング雑誌での編集経験を経て独立し、二輪・四輪問わず幅広い分野で執筆中。「月刊モトチャンプ」連載中の「ぶらり二輪散歩」で使用したバイクのインプレッションを毎月6日(モトチャンプ発売日)に公開する他、乗り物関連の展示を紹介する「村上菜つみのミュージアム探訪」をシリーズ連載しています。
愛車はホンダ・モビリオスパイク&ホンダ・VTRです。
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