■1.5リットル直列3気筒マイルドハイブリッドや電気駆動のロータリーレンジエクステンダーなど
マツダが開発中とみられる、欧州Bセグメントモデル「マツダ2」次期型ですが、欧州市場向けモデルでは、トヨタ「ヤリス」ハイブリッドモデルのOEMとして販売されることが濃厚であることがわかりました。
さらに、Autocar誌にレポートによると、今後2年以内の市場投入が濃厚だといいます。それが事実ならば、フランス北部の工場でヤリスと一緒に生産されることになりそうです。
これまでヤリスのOEMとして2014年より販売されていた欧州マツダ2が、ハイブリッドシステムを搭載しておらず、新たな可能性を求めることになります。
これに対しマツダUKは、「我々は、各国および地域の電力構成、独自性、および顧客のニーズに一致する適切なソリューションを提供するマルチソリューションアプローチを継続しています。マルチソリューション対策の1つとして、THS (トヨタハイブリッドシステム)が各地域のニーズや要件に対応するための最適なソリューションであると結論付けました」と述べています。
2021年にも国内デビューが期待されるマツダ2のパワートレインは、1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン+電気モーターのマイルドハイブリッド「SKYACTIV-X1.5」、および1.5リットル直列3気筒ディーゼルターボエンジン「SKYACTIV-D1.5」のラインアップが予想されるほか、電気駆動のロータリーレンジエクステンダーの搭載も噂されています。
(APOLLO)