■コードネーム「CV」「E-GMP」アーキテクチャを採用で航続は500km
キアが開発を進める次世代クーペクロスオーバープロトタイプが、ニュルブルクリンクで高速テストを開始しました。
捉えたプロトタイプは、これまでで最もカモフラージュが軽く、釣り上がる薄型ヘッドライトのアウトラインが見てとれます。
後部にパッドがあるため、ディテールが不明ですが、ピラーが大胆に寝かされたクーペスタイルとなる可能性が高く、2019年にジュネーブモーターショーで初公開された「イマジン・バイ・キア」や、中国国際輸入博覧会で登場した「Futuronコンセプト」の要素を合わせた近未来デザインが予想されています。
また、後部にエキゾーストパイプは見当たらず、エアロスタイルのホイールを装着している点からも、エレクトリックモデルであることを証明する大きな手がかりとなっています。
コードネーム「CV」と呼ばれる、まだ名もないこの次世代EVモデルは、アーキテクチャに「45」や「Prophecy」もサポートする「E-GMP」(Electric Global Modular Platoform)を採用。バッテリーと電気モーターに関する詳細はありませんが、500km(310マイル)の航続距離で20分未満の高速充電時間を提供してくれるといいます。
次世代EVクロスオーバーのワールドプレミアは2021年内で、キアが2022年以降に発売するいくつかのゼロエミッションカーの最初の1台となります。
(APOLLO)