最低地上高を40mm高めた「Audi A1 citycarver limited edition」が250台限定で登場

■コントラストルーフやブラックアピアランスパッケージ、専用17インチアルミホイールを用意

現行アウディA1スポーツバックは、全長4040×全幅1740×全高1435mmのプレミアムコンパクトモデルです。

現在は、2019年に日本デビューを果たした2代目になっています。上質感を抱かせるエクステリアデザインは、ワイドで低い位置に配置されたシングルフレームグリルによる力強いデザインが特徴。

アウディA1
アウディA1の限定車「citycarver limited edition」

先代よりもホイールベースが95mmストレッチされたことで、後席を中心にキャビンが大きくなっています。さらに、アウディらしい高いボディ剛性感によるフットワークのよさ、「バーチャルコックピット」やタッチディスプレイ、スマートフォンインターフェイスなどの最新デジタル技術、上級モデル譲りの運転支援システムが用意されています。

2020年11月24日に250台限定で発売された「Audi A1 citycarver limited edition」は、街中はもちろん、アウトドアレジャーなど幅広いシーンに対応するとしています。

アウディA1
「Audi A1 citycarver limited edition」の走行イメージ

エクステリアは、アウディお馴染みのオクタゴン(八角形)のシングルフレームグリルをはじめ、オフロードルックのcitycarver専用デザインが採用されています。コントラストルーフやブラックアピアランスパッケージ、専用17インチアルミホイールにより力強さが強調された見た目だけでなく、さらに最低地上高も40mm高められています。

これにより、オフロードモデルのイメージが付加され、ロードクリアランスが高まったことで整備された林道や雪上などでも走りやすくなっています。一方のインテリアには、「S lineインテリアプラスパッケージ」や「ナビゲーションパッケージ」「コンビニエンスパッケージ」、センターアームレストをはじめ、運転支援システムである「アシスタンスパッケージ」などの人気オプションが標準装備されるなど、充実装備も魅力です。

搭載されるパワーユニットは、最高出力116ps・最大トルク200Nmを発揮する1.0Lの直噴ターボエンジン。組み合わされるトランスミッションは、乾式デュアルクラッチの7速「Sトロニックトランスミッション」で、高出力と優れた実用燃費を両立するとしています。

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「Audi A1 citycarver limited edition」のインパネ

用意されるボディカラーは、「ミサノレッドパールエフェクト」「アローグレーパールエフェクト」「パイソンイエローメタリック」の3色で、計250台限定となっています。

「Audi A1 citycarver limited edition」の価格は、483万円です。アウディA1はFFのみですが、最低地上高のアップにより、シティユースからアウトドアまで使えるレアなプレミアムコンパクトモデルといえそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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