●コロナ禍の影響も関係なくブランド初のSUV、DBXの販売は好調
先日亡くなった、ショーン・コネリーも演じた、映画 「007」シリーズの主人公、ジェームズ・ボンド。このジェームズ・ボンドの劇中の愛車といえば、英国のスポーツカーブランド、アストンマーティンです。
アストンマーティンといえばブランド初のSUVモデル・DBXの導入やスポーツモデルのヴァンテージにオープンモデルを追加するなど注目されています。その勢いに乗るアストンマーティンが2020年11月20日~21日に「Aston Martin Deserves to be driven」と題して、東京・六本木ヒルズの大屋根プラザにおいて、オールラインアップの展示を開催しました。
展示された車種はSUVモデルDBXをはじめ、オープンカーを追加したヴァンテージ、歴史あるDBシリーズの最新モデルであるDB11。そしてハイパフォーマンスモデルのDBSスーパーレジェーラの4モデルとなっています。注目のDBXは2020年のアストンマーティンの新車販売台数の半分を占めており、今後もさらなる上積みが期待できるとのこと。
また、スポーツカーが今年はやや不振だったそうですが、2021年には映画「007」の新作が公開予定で、今回展示されているDBSスーパーレジェーラをはじめ複数台のアストンマーティンが登場する予定で、スポーツカーへの注目度が高まりそうです。
注目のDBXは2020年のアストンマーティンの新車販売台数の半分を占めており、今後もさらなる上積みが期待できるとのこと。
また、スポーツカーが今年はやや不振だったそうですが、2021年には映画「007」の新作が公開予定で、今回展示されているDBSスーパーレジェーラをはじめ複数台のアストンマーティンが登場する予定で、スポーツカーへの注目度が高まりそうです。
今回のイベントの開催に関して、アストンマーティン・ジャパンのマーネージングダイレクターである寺嶋正一氏は「アストンマーティンはその芸術的な美しいデザイン、卓越したクラフトマンシップそして最高の品質へのこだわりで知られています。今回“Deserves to be driven”というテーマでアストンマーティンが走ることの楽しさを追求したクルマであるという側面をお伝えしたい」と話してくれました
アストンマーティンは2020年9月に開催されたル・マン24時間耐久レースにおいて、 ヴァンテージをベースとしたレースカーで参戦。GTEのプロ、アマの両クラスで優勝を果たしました。
また2019-2020年シーズンのWECにおいては、マニュファクチャラーズタイトル、ドライバーチャンピオンに輝くなど、サーキットで培った戦闘能力や耐久性が、今回展示されたモデルに息づいているのです。
アストンマーティン・ラゴンダのチーフクリエイティブオフィサーのマレック・ライヒマンからビデオメッセージの中で、2020年は新しい経営陣が加わり、事業計画が更新され、株主であるメルセデス・ベンツAGとともに戦略的協力関係を拡大および強化するなどアストンマーティンにとって変革の年であります。
そのアストンマーティンがこれまで築いてきたブランドの遺産を次の世代へと進化させるため、アストンマーティンならではの美しさに、挑発的な要素を少し付け加えた新しいビジョンである“美しさ-情熱-魂-姿勢-パワー-ラグジュアリー”としました。と語っていました。
我々、自動車メディアに携わっている関係者であってもアストンマーティンのフルラインアップを目の当たりにすることは滅多にありません。107年という歴史が築いた自動車の芸術品とも言えるアストンマーティンに触れるチャンスとなりました。
また、11月21日~23日の三連休には、神奈川県にある「リビエラ逗子マリーナ」で開催されるリビエラプレミアムボートショーにアストンマーティンも出展。
DBXとヴァンテージロードスターが展示される予定です。ソーシャルディスタンスを守りながら、ドライブに行ってみるのはいかがでしょうか。
(文/写真 萩原文博)