ベントレー「Beyond100」プラン初のモデル、ベンテイガ「EWB」がニュルで高速テスト

■ベースモデルよりはるかに長いリアドア、車内はマッサージ機能つきシートなど豪華仕様

ベントレー初のクロスオーバーSUV「ベンテイガ」は2020年7月に改良型がされましたが、新たに設定が確実となっているロングホイールベース仕様「ベンテイガ EWB」(同社ではエクステンデッドホイールベースと呼ばれる)がニュルで高速テストを開始しました。

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ベントレー ベンテイガ WEB プロトタイプ

ニュルで捉えたプロトタイプは、ボディサイドに創業100周年のマーケティングキャンペーン「BEYOND 100」の巨大ペイントがされています。これは同ブランドが「持続可能なラグジュアリーモビリティの世界的リーダー」に変えることを目的とした新しいビジネス戦略の名前です。

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ベントレー ベンテイガ WEB プロトタイプ

ベンテイガ改良型は、「Beyond100」プランの下で発売された最初のベントレーとなっています。プロトタイプの後部ドアを見るとベースモデルよりはるかに長いことが確認でき、EWBであることは間違いないでしょう。

EWBで予想されるパワートレインは、最強モデル「ベンテイガスピード」に搭載されている6.0リットルW12型ツインターボエンジンの流用が予想され、最高出力は635psを発揮します。

キャビン内では、クシェイ(快適な)マッサージ機能つきシート、追加のアメニティなど、ショーファーモデルならではの最高級インテリア装備が追加される可能性があります。

ベンテイガEWBのデビューは2021年内と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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