■1.8リットル直列4気筒エンジン+電気モーターの(THSII)ハイブリッドモデル設定
トヨタのミッドサイズセダン「プレミオ」次期型の情報を入手、それをもとに予想CGを制作しました。
初代プレミオは、人気モデルだった「コロナ」の後継モデルとして2001年に登場しました。2007年には第2世代が登場(「コロナプレミオ」時代から数えれば第3世代)、2016年には大規模なマイナーチェンジが行われ、現在に至っています。
大幅改良が行われているものの、現行型が登場してからすでに13年が経過、このまま生産終了の噂もある中、次期型モデル開発の情報が入ってきた次第です。
入手した情報では、次期型は最新世代の「TNGA」プラットフォームを採用、ボディが拡大し、これまで維持した5ナンバーサイズから3ナンバーサイズへ拡大されるといいます。また、フロントマスクを刷新、クーペルーフを採用することで若返りを図る可能性があるようです。
エクステリアデザインは、AピラーからCピラーに傾斜を持たせたクーぺ風シルエットデザインを初めて採用、フロントからサイドにかけてラウンドさせた、エッジの効いたラインなど、シャープなイメージへの変更が予想されます。
フロントも、クラウンから譲り受けた羽型アンダーグリルや、そのアンダーグリルまで伸ばした迫力あるグリルデザインが有力で、ヘッドライトも二段構え構造でシャープなデザインとなりそうです。
キャビン内では、大型のデジタルインストルメントクラスタ、および最新のインフォテイメントシステムの搭載が見込まれています。また、安全装備ではミリ波レーダーとカメラを併用する「トヨタセーフティセンス」の標準装備も濃厚です。
パワートレインは、1.8リットル直列4気筒エンジン+電気モーターの(THSII)ハイブリッドモデルが注目され、最高出力は175ps程度となるでしょう。
開発が順調に進めば、プレミオ次期型の登場は2021年内が有力です。日本セダンの代名詞「クラウン」生産終了の噂も伝わっている中、正統派セダンの灯りを消さずに後継モデルにも継ぐことができるか、期待がかかります。
(APOLLO)