ホンダが新型「CIVIC(シビック)」プロトタイプを公開! エクステリア全貌が露に

■次期「シビック」は若者がターゲット!

ホンダの北米法人、アメリカン・ホンダモーターが11月17日(日本時間18日11時45分)より、新型「シビック セダン」のプロトタイプを同社が展開する自動車ブランドのゲームチャンネル「HONDA HEAD2HEAD Twitch」においてワールドプレミアしました。

新型「シビック セダン」プロトタイプのリヤビュー

同社は先立って11月12日(現地時間)に新型のティザー画像と動画を公開。

「シビック」は1972年7月に初代モデルの販売が開始されたホンダの世界戦略を担う基幹車で、同社の乗用車の中で最も長く同一車名で販売されているモデル。同車名は英語で「市民の」という意味を持つ「Civic」に由来しています。

同車は1973年に北米に導入されて以来、これまでに約1,200万人の顧客を獲得しており、10代目となる現行モデルは2015年に北米で、2017年に日本でそれぞれ発売されています。

ホンダ「シビック セダン」(現行北米モデル)

ホンダは38年間に渡って米国で自動車を生産しており、現在19の主要な製造工場を稼働。昨年に米国で販売されたホンダ車の9割以上が北米で製造されているそうです。

一方、新型(11代目)は、若者向けに新設計したそうで、コンパクトカー市場におけるスタイル、パフォーマンス、安全性、テクノロジーの水準を再び引き上げるとしています。

新型「シビック セダン」プロトタイプのヘッドランプ

ティザー動画ではL字型に発光する横長タイプのヘッドランプに設けられたDRL(デイタイム・ランニング・ライト)やテールランプ、後方視界に寄与する細幅Cピラー、後端部がスポイラー状にせり上がったラッゲージドア、ピアノブラックに加飾されたマフラー部のべゼルなどが見てとれます。

また、今回新たに公開されたティザー画像では新型(プロトタイプ)の外観全貌を見ることができます。

新型「シビック セダン」は来春、2022年モデルとして北米市場に導入されるそうですが、日本市場においても、新型セダンやハッチバック、タイプRなど、今後のシリーズモデル展開が注目されます。

Avanti Yasunori・画像/動画:HONDA)

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【関連リンク】

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HONDA CIVIC SEDAN(現行 北米仕様)
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この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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