■プラットフォーム「CMA」をXC40と共有、新グラフィックのLEDを確認
吉利ホールディンググループ(以下、ジーリー)の電動車ブランド「Lynk&Co」初のクロスオーバーSUV「01」改良型、最新プロトタイプをカメラが捉えました。
現行型「01」は、傘下に収まるボルボの「XC40」とプラットフォーム「CMA」(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャ)を共有し、2017年に誕生しており、これが初の大幅改良となります。
ブレーキテストをメインにアルプスに持ち込まれたプロトタイプは、マスキングがはずざれ、これまででもっともカモフラージュが軽い状態です。LEDデイタイムランニングライトの新グラフィック、薄くメッシュ状にされたグリル、縦スリット状のコーナーエアインテークなどが確認できます。
リアエンドではテールライトが現行型と同じですが、バンパーをカモフラージュしていることからも、デザインが刷新されることは間違いないと思われます。
キャビン内では、大幅に拡大されたインフォテイメントシステム・ディスプレイ、新しい位置に変更された電子ハンドブレーキのコントロール、すっきりとしたセンターコンソールなどが見てとれ、現行型にある重いクロムは消えているようです。
また、これまでのステアリングホイールには、ラジオコントロール用のボタンがありましたが、新たしいステアリングホイールにはタッチコントロールが装備されています。
パワートレインは、中国仕様にハイブリッドと内燃機関モデルをラインアップしますが、欧州ではハイブリッドとプラグインハイブリッドの電動化されたモデルのみ設定される予定です。プラグインハイブリッドは80km(50マイル)のEV走行を実現します。
(APOLLO)