■発売されれば同ブランド2番目の電動オープンモデルに
フェラーリ初の量産PHEVモデル「SF90 ストラダーレ」に、オープンモデル「スパイダー」が設定されることが確実となり、そのプロトタイプをカメラが初めて捉えました。
SF90ストラダーレは2019年に同社初のPHEVロードカーとしてデビュー。SF90は「スクーデリア・フェラーリ」90周年、ストラダーレは公道仕様モデルを意味しています。
捉えたプロトタイプは、ウィンドウとダクトテープを使用することで赤いカバーをボディに固定、ルーフをカモフラージュしています。
市販型では「SF90ストラダーレ スパイダー」、あるいは単に「SF90スパイダー」と呼ばれることが予想され、発売されれば「ラ・フェラーリ アペルタ」に続く同ブランド2番目の電動コンバーチブルになります。
市販型オープンループの仕様は、「F8スパイダー」同様にソフトトップではなく、電動折りたたみ式ハードトップが予想されます。
パワートレインは、4.0リットルV型8気筒エンジン+3電気モーターで最高出力1,000psを発揮。8速デュアルクラッチオートマチックトランスミッションと組合わされ、EV走行は25km(15マイル)とされています。
最高速度は340km/hと同様ですが、クーペの0-100km/h加速2.5秒に対し、スパイダーでは1/10秒遅れることになりそうです。フェラーリはSF90スパイダーを2021年初頭に発表し、2021年夏までデリバリーを開始するスケジュールとなっているようです。
(APOLLO)