キャンプ、アウトドアにバエる内装と外装!NV350キャラバンの特別仕様車「プレミアムGX BLACK GEAR」登場【新車】

■現行キャラバン初となるプライベートユースがコンセプト

●広大な荷室空間を持つ上級グレード「プレミアムGX」ベース

コロナ禍にあってもキャンプブームやアウトドア熱の高まりだけでなく、災害に備えたり、テレワークなどの場としてキャンピングカーの注目度が高まっています。そんな中、日産自動車は2020年11月10日、NV350キャラバンの特別仕様車「プレミアムGX BLACK GEAR」を発売すると発表しました。

日産 NV350 キャラバン
日産NV350キャラバンの「プレミアムGX BLACK GEAR」のエクステリア

NV350キャラバンは、普段使いもできるバン/ワゴンとしてはもちろん、バンコン(バンコンバージョン)のベース車として人気を集めていて、このクルマもこのようなニーズに応えるモデルになっています。
この「NV350キャラバン プレミアムGX BLACK GEAR」は、「E26」モデルである現行型のキャラバンで初めてとなるプライベートユースをコンセプトに掲げています。小型貨物車4ナンバーバンクラスで3,050mmの荷室長を誇るなど、広大なラゲッジスペースを確保する上級グレードの「プレミアムGX」がベース。

日産 NV350 キャラバン
ブラックとオレンジの加飾が目を惹く

キャンプはもちろん、釣りや登山、自転車などアウトドア派に向けた特別仕様車になっています。ボディカラーには、専用色で新色の「ステルスグレー」をはじめ、「ブリリアントホワイトパール」、「ファントムブラック」の3色を設定。最も目を惹くのはエクステリアで、「BLACK GEAR」の車名のとおり、ブラック基調の加飾が配された「ダークグレーメタル調グリル」やドアミラー、ドアハンドルが用意されています。さらに、フォグランプやドアミラーに、スポーティテイストを強調するオレンジの加飾が施され、エクステリアのアクセントになっています。さらに足元には、高級感のある15インチのアルミホイールを用意。

●内装は黒を基調にオレンジの差し色

日産 NV350 キャラバン
日産NV350キャラバンの「プレミアムGX BLACK GEAR」のインパネ

インテリアでは、NV350キャラバン初となるブラックが基調になり、「ピアノブラック調加飾付ステアリング」や「ピアノブラック調インストシフトフィニッシャー」をはじめ、インストロアやグローブボックス、ドアトリム、フロアマットなどもブラックでコーディネイトされています。さらに、外観と同様に内装にもオレンジのアクセントを用意。エアコンの吹き出し口周辺や、前席に施されたダブルステッチにオレンジの差し色が配されたコーディネイトになっています。

日産 NV350 キャラバン
オレンジのステッチが施されたフロントシート

また、先進安全技術の「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知機能付)」や「SRSエアバッグ(助手席)+2ステージロードリミッター付プリテンショナーシートベルト」が標準装備され、安全装備の強化も図られています。「NV350キャラバン プレミアムGX BLACK GEAR」は、バン/ロングボディ/標準幅/標準ルーフ/低床/5人乗りで、2.0Lの直列4気筒ガソリンの2WDが319万2200円、2.5Lディーゼルターボの2WDが379万8300円、4WDが411万1800円。トランスミッションはいずれも5ATです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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