■寝かされたDピラー、リアスポイラーを備える新しいテールゲートを確認
VWのエレクトリック・クロスオーバー、「ID.4」にクーペバージョが設定されることが確定、そのプロトタイプがニュルブルクリンクに初出現しました。
捉えたプロトタイプは、以前のテスト車両と同様に、キアの「タイガーノーズ」を模したグリルを装着、センターキャップの代わりに、何らかのセンサーを備えるシルバー/ブラックのホイールを装備しています。
ID.4と異なるのは、寝かされたDピラー、リアスポイラーを備える新しいテールゲートです。また、パフォーマンス志向の「GTX」バリアントであることを示すデュアルエキゾーストパイプが装着されています。
基本パワートレインはID.4と共有、82kWhのバッテリーを搭載し、最高出力201ps、最大トルク310Nmを発揮するシングルモーターを備えています。また、最高出力302ps、最大トルク450Nmを発揮する全輪駆動モデルの発売も濃厚で、後続は最大500kmと予想されます。
市販型の車名は「ID.4クーペ」「ID.4 GTX」「ID.5」などが有力候補となっています。
(APOLLO)