発表秒読み。BMWフラッグシップ電気SUV「iNEXT」、市販型は1千万円超え!

■クローズドグリルには、レベル3の半自動運転テクノロジー用のセンサーを収容

BMWは、現在フラッグシップ・電気クロスオーバーSUV、「iNEXT」市販型を開発していますが、販売価格が1,000,000 USドル(約1千万円)を超える可能性が高いことがわかりました。

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BMW iNEXT/i5 市販型プロトタイプ

ドイツ・ミュンヘン本社付近で捉えたプロトタイプは、これまでよりカモフラージュが若干軽くなっているものの、フロントエンドをはじめDピラーの領域にはまだ多くのフェイク・ボディパネルが付けられています。

唯一判るのは、同モデルが往来の動力モデルとは異なるクラムシェルボンネット、テールゲート、そしてフレームレスサイドウィンドウを備えている点です。

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BMW iNEXT/i5 市販型プロトタイプ

また、大型のクローズドグリルは、車両の「目」として機能、レベル3の半自動運転テクノロジー用のセンサーを収容しているほか、その下には深くワイドなリップスポイラーが見てとれます。

キャビン内では、往来のギアスティックが削除され、小さなスイッチによるシフト操作となる。上部と下部がフラットな多角形ハンドル「ポリゴナル・2スポーク・ステアリングホイール」、直感的なタッチコントロールを可能にする巨大で湾曲したディスプレイなど、次世代を感じさせるコックピットを実現します。

今回入手した新情報では、価格が1,000,000USドルを超えるというものに加え、市販型車名が「i5」が最有力であること、WLTPサイクルでの測定によるフル充電の航続が249マイル(400km)から373マイル(600km)になること、今後電気SUVに豊富なバリエーションがラインアップされることなどがわかっていいます。

iNEXT/i5市販型のワールドプレミアは、11月10日に行われることが発表されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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