■クローズドグリルには、レベル3の半自動運転テクノロジー用のセンサーを収容
BMWは、現在フラッグシップ・電気クロスオーバーSUV、「iNEXT」市販型を開発していますが、販売価格が1,000,000 USドル(約1千万円)を超える可能性が高いことがわかりました。
ドイツ・ミュンヘン本社付近で捉えたプロトタイプは、これまでよりカモフラージュが若干軽くなっているものの、フロントエンドをはじめDピラーの領域にはまだ多くのフェイク・ボディパネルが付けられています。
唯一判るのは、同モデルが往来の動力モデルとは異なるクラムシェルボンネット、テールゲート、そしてフレームレスサイドウィンドウを備えている点です。
また、大型のクローズドグリルは、車両の「目」として機能、レベル3の半自動運転テクノロジー用のセンサーを収容しているほか、その下には深くワイドなリップスポイラーが見てとれます。
キャビン内では、往来のギアスティックが削除され、小さなスイッチによるシフト操作となる。上部と下部がフラットな多角形ハンドル「ポリゴナル・2スポーク・ステアリングホイール」、直感的なタッチコントロールを可能にする巨大で湾曲したディスプレイなど、次世代を感じさせるコックピットを実現します。
今回入手した新情報では、価格が1,000,000USドルを超えるというものに加え、市販型車名が「i5」が最有力であること、WLTPサイクルでの測定によるフル充電の航続が249マイル(400km)から373マイル(600km)になること、今後電気SUVに豊富なバリエーションがラインアップされることなどがわかっていいます。
iNEXT/i5市販型のワールドプレミアは、11月10日に行われることが発表されています。
(APOLLO)