「Beyond 100」戦略初のモデル、ベントレー・ベンテイガ「EWB」開発車両がテスト中!

■遥かに長い後部ドアを確認、フットスペース向上や豪華な内装にも期待

ベントレーは、「ミュルザンヌ EWB(エクステンデッドホイールベース)」仕様の成功から、同社初のクロスオーバーSUV「ベンテイガ」にもLWB(ロングホイールベース)仕様が設定されることが噂されていましたが、ついに開発車両の撮影に成功、発売が確実となったようです。

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ベントレー ベンテイガ LWB 開発車両

初代・ベンテイガとなる現行モデルは2016年に発売、ランボルギーニ「ウルス」をはじめ、ポルシェ「カイエン」、アウディ「Q7」、VW「トゥアレグ」とプラットフォームを共有する兄弟モデルです。

2020年に初の大幅改良を実行、LWBが追加されることになります。同社ではベンテイガにクーペボディも計画しているとみられ、LWBは派生第一弾となります。

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ベントレー ベンテイガ LWB 開発車両

捉えたプロトタイプは、ボディサイドに創業100周年のマーケティングキャンペーンとみられる「BEYOND 100」の巨大ペイントがされているほか、後部ドアははるかに長いのが見てとれることからも、後部フットスペースが格段と向上するはずです。

リアドアを除いてエクステリアはほぼベースモデルと同じですが、クシェイ(快適な)シート、追加のアメニティなどインテリアがいくつか調整される可能性が高いと思われます。

パワートレインは、4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンや、最高出力608ps・最大トルク900Nmを発揮する6.0リットルW12気筒エンジンなどをベースモデルと共有すると見られます。

ベンテイガLWBのワールドプレミアは、2021年後半と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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