■最高出力600馬力超えの可能性。その名は「i4M」か?
BMW「M」ブランドCEOのマーカス・フラシュ氏は、パフォーマンスブランド初のフルエレクトリックモデルは「i4」をベースとすることを明言していましたが、その最初のプロトタイプをカメラが捉えました。
捉えたプロトタイプは、「M」ツインストークサイドミラー装着。幅広いリアトラックを隠す広いリアフェンダーが見てとれます。また、リアリップスポイラー、青いブレーキキャリパーを備えた高性能ブレーキシステムなど、いくつかのMスタイリングキューを備えています。
現段階で他に変更があるかは不明ですが、生産モデルでは前後バンパーを新設計するなど、よりアグレッシブなデザインに変更される可能性が高いでしょう。
ベースモデルとなるi4は、2020年3月に発表した「コンセプトi4」の意匠を継承。EVパワーユニットは最高出力530psを発揮、現在ラインアップされている4.4リットルV型8気筒ガソリンターボユニットと同じレベルに達します。
また、0-100km/h加速4.0秒、最高速度200km/h以上のパフォーマンスを発揮します。一方、i4Mでは最高出力600ps以上も予想さえれます。
i4M市販型のデビューは、2021年内が有力と思われます。
(APOLLO)