■ルーフが格納式ソフトトップに変更、大幅な軽量化などでハンドリングが向上
BMWのハイパフォーマンス・2ドアオープン、「M4」カブリオレ市販型の最新プロトタイプがニュルに出現しました。
これまででもっともカモフラージュが軽いプロトタイプは、フロントマスクを完全露出。ボンネットフード、大口のコーナーエアインテークを両サイドに配置するメガ・ツインキドニーグリル、ハーフカップLEDデイタイムランニングライトなど、「M3 セダン」や「M4クーペ」と同じ顔が確認できます。
次期型ではルーフがハードトップから格納式ソフトトップに変更、大幅な軽量化はもちろん、重心を低くし、ハンドリングを向上させるはずです。
パワートレインは3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載。ベースモデルは最高出力480psを発揮、コンペティションバリアントは最大510psまで向上されます。
クーペでは、6速MTと8速ATで提供され、後輪駆動または全輪駆動をセレクト可能。強力なコンペティションでは、後者のみ利用できることがわかっていますが、カブリオレでも同様のシステムが期待できるとみていいでしょう。
剛性の高いサスペンション、再調整されたステアリング、大型のブレーキシステムの搭載も確実で、公式デビューは2020年内と予想されます。
(APOLLO)