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名声復活・水面下で進んでいた新生Zプロジェクト! 21世紀をゆく5代目Z33【7代目新型フェアレディZ プロトタイプ発表記念・5代目Z33編】 | 5代目フェアレディZ (Z33型・2002(平成14)年7月) | 2枚目の写真(全21枚)
地を這うように低く、そしてわずかにワイドになったZ33
Z33の前年、2001年6月に誕生したV35スカイライン。直6・FRの過去から訣別し、V6搭載、フロントミッドシップレイアウトになった。
V35スカイラインクーペ。Z33と同じFMプラットフォームの2ドア車だが、こちらは4人乗り。2by2需要をこちらで吸収する役もあったと思われる。
普通、全高アップはカッコが悪くなる方向に進むが、全高以上にホイールベースが延びているので、サイドビューの伸び伸び感はむしろ旧Z32よりも強まっている。
全体もそうだが、キュッとした凝縮感はフロントフェイスにより感じられる。
ロー/ハイが縦レイアウトになったヘッドライト。
リヤコンビランプユニットは小さな三角形状になった。過去Zの面影は一切ない。
リヤ外観上のアクセントにもなるリヤストラットメンバーは、バックドア閉時にはこのような見映えとなる。
開けると荷室を前後に分けるセパレーターの役割も。
Z33のインストルメントパネル。造形としてはT字型のオーソドックスなものだ。
乗員スペースはタイト感のあるもの
Zでは初めて正面に回転計がレイアウトされる。下の「REV」はMT車に備わるシフトアップインジケーターで、シフトタイミングの目安を赤ランプの点滅で知らせるもの。
復活した3連メーター。
助手席前にはこのカップホルダーのみ。グローブボックスは開放的な足元空間にするために廃された。
グローブボックスの代わりに設けられたリヤフロアボックス。両席シート背後にある。
VQ35DEエンジン。前車軸のやや後方に搭載されるのがFM(フロントミッドシップ)パッケージのゆえん。これにより前後重量配分53:47を実現した。
フェアレディZ ロードスター(HZ33型・2003(平成15)年10月)
ベースのクローズドボディ開発時点で、オープン型を視野に入れた設計が行われていた。
並行開発がものをいったのだろう、後追いの急づくりモデルにありがちな不自然さはどこにもない、美しいオープンスタイルとなっている。
写真右下に見えるリッド下がソフトトップの格納部分。
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