プジョー308が7年ぶりのフルモデルチェンジ、「EMP2」プラットフォームを採用しゼロから新設計

■7年ぶりのフルモデルチェンジ「 EMP2」プラットフォームを採用、ゼロから新設計

プジョーが開発中のコンパクトハッチバック、「308」次期型プロトタイプをカメラが捉えました。初代308は、2007年に「307」後継モデルとして登場、現行型の第2世代は2013年から販売されており、7年ぶりのフルモデルチェンジとなります。

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プジョー 308 次期型プロトタイプ

次期型では「EMP2」プラットフォームを採用、ゼロから新設計され、居住空間が向上するはずです。

捉えたプロトタイプは、市販型コンポーネントとなるヘッドライト、ボディパネルを備え、大型のグリルが装着されています。またフロントバンパー下方まで伸びるLEDデイタイムランニングライトの一部が光を放っているのも確認できます。グリルの中央に取り付けられたフロントカメラは、半自動運転システムが計画されていることを示唆しています。

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プジョー 308 次期型プロトタイプ

布で覆われたコクピットにはデジタル・インストルメント・クラスタを備える「i-Cockpit」の最新バージョンが搭載されることは間違いないでしょう。またステアリングホイールに注目すると、通常のロゴではなく、パリモーターショー2018で公開された「e-Legend」コンセプトで初採用となった新世代のロゴらしきデザインが見てとれます。

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プジョー 308 次期型プロトタイプ

心臓部には、1.2リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン、1.5リットル直列4気筒ディーゼルをラインアップしますが、最大の注目は「PSE」(プジョー・スポール・エンジニアード)によって手掛けられる全輪駆動ホットハッチの設定でしょう。

伝説の「308GTi by プジョースポール」後継モデルとなるこのモデルでは、1.6リットルガソリンエンジン+電気モーターを搭載するプラグインハイブリッドで、最高出力は300ps以上を発揮します。

308次期型のデビューは2021年内あるいは2022年前半と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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