BMW X4大幅改良へ。大型ドットグリル装備車の正体は!?

■スリムなヘッドライト、新設計されたエアインテークを備えるバンパーを装備

BMWのミッドサイズ・クロスオーバークーペSUV「X4」の改良型プロトタイプをカメラがキャッチ、先日の「X4M」に続いての初スクープとなりました。

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BMW X4 M40i 市販型プロトタイプ

ドイツ・ミュンヘンにあるBMWテクニカルセンター付近で捉えたプロトタイプは、ドアが大きくへこみハードなロードテストの後が伺えます。ウィンドウには08/21のステッカーが貼られていますが、それが生産開始などの日程を示すものと思われます。

フロントエンドは厳重にカモフラージュされていますが、大型化されたキドニーグリルを確認できます。またスリムなヘッドライト、新設計されたエアインテークを備えるバンパーを装備、フォグランプを再配置するなど、フロントマスクを大幅に新設計します。

先日捉えたX4Mがクワッドエキゾーストパイプを装備しているのに対し、こちらは角張ったタイプが見てとれるほか、グリルが「M135iハッチバック」「M235iグランクーペ」「M340iセダン/ワゴン」など「Mパフォーマンス」と共通するドットパターンのグリルを装着していることからも、Mパフォーマンスの「M40i」の可能性が高いと思われます。

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BMW X4 M40i 市販型プロトタイプ

室内では、より大きなディスプレイを備えたインフォテインメントシステム、新しいiDriveコントローラーとギアシフターを備えたセンターコンソールと一緒にアップグレードされると予想されます。

パワートレインは、エントリーモデルに2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ/ディーゼルターボエンジンをラインアップするほか、最高出力382hp・最大トルク500Nmまで高められた3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーエンジン搭載「M40i」が設定、8速ATと組み合わされます。また0-100km/h加速は4.4秒、最高速度250km/h(電子制御)のパフォーマンスを発揮します。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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