■スリムなヘッドライト、新設計されたエアインテークを備えるバンパーを装備
BMWのミッドサイズ・クロスオーバークーペSUV「X4」の改良型プロトタイプをカメラがキャッチ、先日の「X4M」に続いての初スクープとなりました。
ドイツ・ミュンヘンにあるBMWテクニカルセンター付近で捉えたプロトタイプは、ドアが大きくへこみハードなロードテストの後が伺えます。ウィンドウには08/21のステッカーが貼られていますが、それが生産開始などの日程を示すものと思われます。
フロントエンドは厳重にカモフラージュされていますが、大型化されたキドニーグリルを確認できます。またスリムなヘッドライト、新設計されたエアインテークを備えるバンパーを装備、フォグランプを再配置するなど、フロントマスクを大幅に新設計します。
先日捉えたX4Mがクワッドエキゾーストパイプを装備しているのに対し、こちらは角張ったタイプが見てとれるほか、グリルが「M135iハッチバック」「M235iグランクーペ」「M340iセダン/ワゴン」など「Mパフォーマンス」と共通するドットパターンのグリルを装着していることからも、Mパフォーマンスの「M40i」の可能性が高いと思われます。
室内では、より大きなディスプレイを備えたインフォテインメントシステム、新しいiDriveコントローラーとギアシフターを備えたセンターコンソールと一緒にアップグレードされると予想されます。
パワートレインは、エントリーモデルに2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ/ディーゼルターボエンジンをラインアップするほか、最高出力382hp・最大トルク500Nmまで高められた3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーエンジン搭載「M40i」が設定、8速ATと組み合わされます。また0-100km/h加速は4.4秒、最高速度250km/h(電子制御)のパフォーマンスを発揮します。
(APOLLO)