■GRランクルには4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載か?
トヨタは現在、大型クロスオーバーSUV「ランドクルーザー」次期型を開発しているとみられますが、新たな情報が海外メディアを駆け巡っています。
オートニュースサイト「Motoring」によると、次期型にはハードコアバージョン「GR」が設定され、そのパワートレインには4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力268ps・最大トルク650Nmを発揮するといいます。
トヨタは「ハイラックス」「スープラ」「86」などにGRバージョンを展開する計画をもっており、すでに「GR ハイラックス」の商標登録が確認されています。またトヨタ広報は「コアモデルからGRブランドを除外していない」と明言しているようです。
以前、情報をもとに制作した次期型予想CGでは、ヘッドライトは三連プロジェクターLEDになり、サイドはシャープな直線のキャラクターラインと、より明確にしたデザインのタイヤハウスでワイド感を出したデザインを予想しています。また次期型では、新開発されるラダーフレームを採用し、軽量かつ剛性が高められそうです。
ベースモデルの次期型パワートレインは、いくつかの情報があり、一つは、3.5リットルV型6気筒、あるいはV型8気筒ツインターボディーゼルエンジンの設定。
もう一つは、レクサス「LS」から流用される3.5リットルV型6気筒ツインターボエンジン、およびマルチステージハイブリッドシステムです。ただし、ディーゼルとハイブリッドの同時ラインアップより、後者のみの設定の可能性が強いようです。
ランドクルーザー次期型のワールドプレミアは、2021年内と思われます。
(APOLLO)