●抜群のスタートを決め、3位表彰台を獲得!
我らが名取鉄平選手の参戦している全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(SFL)の第3大会が行われたスポーツランドSUGO。10月18日には前日に引き続きレース2、3が行われました。
17日に行われた予選で名取選手は4番手タイムをマークし、この日朝9時から行われたレース2ではセカンドローとなる4番手からのスタートとなりました。
決勝前のウォームアップ走行で、前日まで抱えていたエンジントラブルが解決されたことを実際にコースに出ることで確認できた名取選手。グリッドでは落ち着きつつも更に上位を狙って集中している様子が印象的でした。
日曜朝イチ、9時ちょうどにフォーメーションラップからのスタンディングスタートで19周のレース2がスタート。名取選手は抜群のスタートを決め1コーナーで3位に浮上し、早くも表彰台圏内に!
更に上のポジションを狙い快走を続けますが、その後は次第に各車ソーシャル・ディスタンスを取るかのように単独走行となってしまいます。
名取選手も徐々に後続を引き離し、予選結果からポジションを1つ上げ開幕戦もてぎ以来となる今季2度目の3位表彰台を獲得しました!
レース後、名取選手は「(トラブル解決のため)遅くまで頑張ってくれたメカニックさんはじめチームの皆さんに少しは恩返しができたのかなと思います」と、ポディウム獲得にご自身も少しホッとしたようでした。
続いて午後に行われたレース3はレース1の結果を受けて最後尾からのスタートとなりました。
マスタークラスの選手たちをロス無くいなし、全力で前を行くライバルたちを追いますが、そこはやはり現役でスーパーGTで活躍する選手ばかり。そうそう簡単には追いつかせてもらえず、レース3は5位でチェッカーを受けました。
この結果については「5位とはいえポイントは取れたので、最低限の仕事はできたのかなと思います。」とコメント。
今シーズン全6大会の開催が予定されているSFLは、このSUGO大会が折返しとなります。ここまで前半3大会を振り返って
「今回のようにトラブルもありましたが、ポディウムにも乗れているので流れとしては決して悪くないと思っています。後半戦に向けては更に色んな部分を詰めていっていい結果を残したいと思います」
と話してくれました。
後半戦となる第4大会は1ヶ月後となる11月14〜15日、九州大分のオートポリスにて3レースが開催される予定です。名取選手のさらなる活躍を観に、ぜひオートポリスへご来場ください。
(H@ty)
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