アウディQ3・Q3スポーツバックは室内空間を犠牲にしないクーペルックがステキに広々!byウナ丼

■アウディQ3はSUVにエレガントなスポーティさを演出

●世界トップのラゲッジスペースを確保

アウディQ3
アウディQ3・Q3スポーツバックがフルモデルチェンジ! ウナ丼チェックします!!

アウディのSUV、Q3がフルモデルチェンジしました。

新世代のQ3は標準的なモデルとクーペルックのボディを採用したQ3スポーツバックの2タイプをラインナップします。

アウディQ3
Q3は特徴的な八角形グリル。
Q3スポーツバック
Q3スポーツバックは八角形にハニカム状グリルが特徴。

外観での特徴はアウディのQシリーズ共通となる八角形のワイルドな造形のフロントのグリル。さらに、往年のアウディ・クワトロをイメージさせるような前後の盛り上がったブリスターフェンダーが特徴です。

Q3スポーツバック
Q3よりもなだらかな傾斜が付けられるQ3スポーツバック。

標準モデルでもルーフはなだらかでスポーティな装いですけれども、今回新たに設定されたQ3スポーツバックではさらにルーフを下げ、はっきりとクーペルックのテイストを醸し出しています。

エンジンは直噴1.5Lガソリンターボと、2Lディーゼルターボの2種類をラインナップします。駆動方式はFFと4WDが用意されます。

Q3運転席
Q3の運転席。シック!
Q3のリヤシート
Q3もQ3スポーツバックも、リヤシートの頭上スペースが見た目よりも犠牲になっていません。GOOD!

このQ3とスポーツバックは前モデル比でホイールベースは175mm延長。これによって、室内空間はとても大きく広がっています。とりわけ後席の足元空間やヘッドルームの余裕は目を見張るものがあります。

ちなみにこのリヤシート、リクライニングはもちろん、前後スライドも可能となっていまして非常にユーティリティ性が高いものです。

ラゲッジルームについても同じく広大で、後席を使用した状態で530Lという容量を確保しています。これはクラス最大にあたります。

Q3のラゲッジスペース
クラス最大のQ3ラゲッジスペースには「ケナガワラルー」が1匹横倒しで入ります!

今回、2Lのディーゼルターボエンジンを搭載したQ3とQ3スポーツバックに試乗しました。

組み合わされるトランスミッションは7速のツインクラッチ、Sトロニックとなります。

この4気筒パワーユニットはディーゼルエンジンらしからぬスムーズさで回るのが特徴です。低速から強いトルクを出すだけではなく、中高回転域まで気持ちよく回ってかつパワーが上昇していくという、ガソリンユニットに特製の近いものです。

ディーゼルターボ搭載車両は全て4WDモデルとなります(1.5Lガソリンターボモデルは全車FF)。

乗り心地の良さはキープしながらも、ロールを抑え気味にするサスペンションと相まって、車両をきっちり安定して運行させてくれます。

Q3試乗
雨のワインディングでも安心!
アウディQ3
ディーゼルは4WD、ガソリンはFFっす!byウナ丼

当日はあいにくのウエットで、かつ走行したのは峠道という条件でしたが、SUVのボディであっても全く不安なく快適に走行することができました。

Q3・35TDIクワトロ Sラインの価格は543万円(オプション含まず)。Q3スポーツバック・35TDIクワトロ Sラインは563万円(同)です。

(文・動画:ウナ丼)

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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