■カーボンモノコッボディに不透明から透明に変わるヘッドライト技術
2016年、ホンダは高性能2シータースポーツ「NSX」第2世代を発表しましたが、第3世代となる次期型を早くも予想してみました。
満を持して登場した2代目は、そのハンドリングなどで高評価を得たものの、世界を振り向かせ、カルトファンを惹きつけた初代に比べインパクトに欠けており、世界的にみても販売台数が伸び悩んでいるのが現状です。
そこでデザイナーのJordan Rubinstein Towler氏の協力を得て、次期型を大予想してもらいました。注目は現行2代目より初代との共通点を多くもたせたところです。
次期型を支えるのは、V型6気筒を収容するカーボンモノコックになります。フロントエンドには、不透明から透明に変わるボディパネルで隠すことができるコンパクトなLEDヘッドライトを装備、初代のポップアップヘッドライトの現代版と解釈できるでしょう。
またリアエンドには、自立ホイールアーチ、薄いLEDテールライトバー、デッキリッドから飛び出すリアウィングなど、スーパーカーらしいデザインに仕上げられています。
コクピットは、余分なスイッチ、ボダン、ノブを排除し、現行型よりはるかにシンプルなデザインを採用、3スポークステアリングホイール、デジタルインストルメントクラスタ、大型パドルシフター、コンパクトなインフォテイメントスクリーン、小型ギアセレクターなども見てとれます。
パワートレインは、電動化されない3.5リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力は700ps程度が期待できそうです。
(APOLLO)