SUBARUインプレッサにe-BOXER搭載の「Advance」「2.0e-L EyeSight」が設定、スポーティグレードの「STI Sport」を追加【新車】

■最上級グレード「STI Sport」初のFFモデルも用意

以前お伝えしたように、2020年10月8日、SUBARUインプレッサが一部改良を受けました。同じ「SUBARU GLOBAL PLATFORM(SGP)」を使うXVの大幅改良モデルも同日から発売されています。

スバル インプレッサ
2020年10月8日に一部改良を受けたSUBARUインプレッサ

5代目を数える現行インプレッサは2016年10月に発表され、「SGP」を初めて使って仕立てられ、国産車初の歩行者エアバッグなども採用されています。

インプレッサSTI
インプレッサ(5ドア)にも設定された「STI Sport」

今回の一部改良では、インプレッサSPORT(5ドア)に電動技術e-BOXER(マイルドハイブリッド)が搭載された「Advance」「2.0e-L EyeSight」、インプレッサのスポーティさを強調させたSTIのチューニングによる最上級グレード「STI Sport」が新たに追加されています。

マイルドハイブリッド仕様のe-BOXER搭載のグレード「Advance」「2.0e-L EyeSight」は、モーターアシストによる軽快な走りが美点です。「SI-DRIVE」と協調するアダプティブ変速制御の「e-Active Shift Control」の採用もトピックスで、コーナリング時によりスポーティな走りをサポートするそう。

●マルチインフォメーションディスプレイ付メーターなどを用意

さらに「Advance」には、エクステリアをグレーメタリック色のフロントグリルや215/50R17タイヤ&17インチアルミホイール(ダークグレーメタリック塗装)、リヤスポイラーでコーディネイトされ、インテリアをネイビーとライトグレーを基調とした落ち着いた色合いとすることで、上質さと先進性を感じさせる仕様となっています。

スバル インプレッサ
インプレッサのインパネ

インプレッサSPORT「Advance」には、エクステリアでは、ほかにもLEDハイ&ロービームランプ(光輝プロジェクターリング)+ステアリング連動ヘッドランプ+アダプティブドライビングビーム、グレーメタリック塗装ドアミラー、グレーメタリック加飾付フロントグリル、Advance用フロントフォグランプカバー(メッキ+グレーメタリック加飾付)、e-BOXERオーナメント(サイド、リヤ、エンジンカバー)、ルーフスポイラー(グレーメタリック塗装)、光輝ウィンドゥモールを用意。

スバル インプレッサ
一部改良を受けたインプレッサのフロントシート

また、インテリアには、マルチインフォメーションディスプレイ付メーター(メッキリング付・e-BOXERロゴ入り)、アルミパッド付スポーツペダル、Advance用ファブリック/トリコット+合成皮革(ネイビー/ライトグレー、シルバーステッチ)、運転席&助手席8ウェイパワーシート+運転席シートポジションメモリー機能+リバース連動ドアミラー+ドアミラーメモリー&オート格納機能が採用されています。

スバル インプレッサ
「STI Sport」の225/40R18タイヤ&18インチアルミホイール(ダークメタリック塗装)

スポーティかつ上質な乗り味を実現するという「STI Sport」は、STIのチューニングにより、日常での運転でもクルマを操る楽しさが感じられるそうで、レヴォーグなどでも人気のグレードですから待っていた方も多いはず。

スバル インプレッサ
フロントサスペンションにSTIチューニングSHOWA製メカ式減衰力可変ダンパーを装備

足まわりには、フロントサスペンションにSTIチューニングSHOWA製メカ式減衰力可変ダンパー(&STIチューニングリヤダンパー)が備えられ、快適な乗り心地と俊敏でスポーティな走りを高い次元で両立したそう。

また、STI Sportシリーズ初となるFF車の設定もトピックスで、価格面での利点や軽快な走りが得られるはず。エクステリアにはブラックカラーのパーツが随所に配され、専用ボディカラーの「セラミックホワイト」と「WRブルー・パール」が用意されています。インテリアは、レッドステッチでコーディネイトすることで、スポーティさを表現したそう。

スバル インプレッサ
インプレッサに追加された「STI Sport」

ほかにも、エクステリアにはブラック塗装加飾付フロントグリル、225/40R18タイヤ&18インチアルミホイール(ダークメタリック塗装)、カーボン調+ブラック塗装加飾付フロントフォグランプカバー、シンメトリカルAWDリヤオーナメント(ラスターブラック/AWD車)、シャークフィンアンテナ(ブラック塗装)を用意。

インテリアには、本革巻ステアリングホイール(ブラックラスト塗装ベゼル+レッドステッチ+高触感革)、マルチインフォメーションディスプレイ付レッドメーター、ファブリック/トリコットシート(ブラック+レッド/ブラック+ライトグレー、レッドステッチ)、ブラックラスト塗装内装(インパネ加飾パネル、シフトレバー加飾、シフトパネル加飾、メーターバイザーリング、フロントインナードアハンドル加飾パネル、ベンチレーショングリル加飾、前席カップホルダーリング)、フロント&リヤドアアームレスト(ブラック表皮巻+レッドステッチ)、ブラックピラートリムなどが備えられています。

価格帯は、4ドアのG4が200万2000円〜270万6000円。5ドアのSPORTが200万2000円〜292万6000円。

新グレードでe-BOXER搭載の「2.0e-L Eyesight 」は256万3000円、「Advance 」は278万3000円。「STI Sport」はFFが270万6000円、4WDが292万6000円です。

(塚田勝弘)

【関連記事】
スバル・インプレッサ スポーツに、待望のハイブリッド「e-BOXER」仕様とスポーティな最上級グレード「STI Sport」が追加【SUBARU IMPREZA新車】
https://clicccar.com/2020/09/17/1015129/

スバル・インプレッサ SPORTに加わる3グレードの主な装備を徹底チェック【SUBARU IMPREZA・新車】
https://clicccar.com/2020/09/17/1015191/

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる