第5戦富士でアクロバットフライトを披露。ワールドプレミアのレクサスも公開【SUPER GT 2020】

■SUPER GT今季初の観客動員を祝福するかのようなフライトパフォーマンス

10月3日~4日に静岡県の富士スピードウェイで開催中の2020 AUTOBACS SUPER GT第5戦『たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE』。今季のSUPER GTでは初となる観客動員開催となります。

3日の午前11時45分からは日本を代表するエアロバティック・パイロットの室屋義秀選手によるフライトパフォーマンス「”Thanks for ALL” Yoshi MUROYA × LEXUS Special Flight @ FUJI SPEEDWAY」が演じられました。

フライトパフォーマンス
フライトドライブが共演するパフォーマンス

SUPER GTの富士線ではお馴染みの室屋選手のフライトパフォーマンス。今年はコロナ禍のために困難な状況が続く中でも尽力を続けているモータースポーツ関係者やスポンサー各位、そしてモータースポーツを愛し続けてくださっているファンの皆さんに感謝と敬意を伝えたいという思いから、スペシャルフライトが行われました。

観客の前をフライト
グランドスタンドの観客の前をフライト

ソーシャルディスタンスの確保のために所々が開いているグランドスタンドですが、実は全席指定でなおかつ完売。そんなグランドスタンドの前を超低空で飛行する室屋選手の超絶テクニックは圧巻です。

スペシャルフライトと共演するLC500
スペシャルフライトと共演するLC500

そのフライトの真下で編隊走行を見せるLC500との共演も素晴らしいものでした。

レクサスLC500の特別仕様
レクサスLC500の特別仕様プロトタイプ

編隊走行の中に見慣れないリアスポイラーを付けたLC500も走っています。

レクサスLC500の特別仕様プロトタイプ
レクサスLC500の特別仕様プロトタイプ

このLC500は特別仕様のプロトタイプで、フライトパフォーマンスでのデモ走行がワールドプレミアとなります。

カーボン製のリアスポイラー
カーボン製のリアスポイラー

一番の特徴は室屋選手と共同で開発したというカーボン製のリアスポイラー。これは航空力学をかなり積極的に導入しているとのこと。

フライトパフォーマンス
フライトパフォーマンス

そんなワールドプレミアというサプライズまで用意された今回のフライトパフォーマンス。コロナ禍からの復興の狼煙となるような素晴らしいパフォーマンスでした。

(写真:文:松永和浩)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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