■4.4リットルV8をブーストアップ、621馬力以上か?
ドイツのチューニングメーカー・アルピナが開発する新型モデル「B8 グランクーペ」の市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
これまでテストミュールの車両が目撃されていましたが、市販型ボディの露出は初めてです。
最新のプロトタイプでは、フロントとリアバンパーが微調整され、ベースとなる「M850iグランクーペ」よりアグレッシブなデュフューザーが確認できます。
またコーナーエアインテークにはエアスプリッターが装着され、専用のクワッドエキゾーストシステムをインストール。
足回りにはマルチスポークのアルミホイールが見てとれます。そのほかBMWのロゴはアルピナへ変更され、「xDrive」と「M850i」のエンブレムは外されることになります。
エクステリアの変更に加え、ユニークなサスペンションセットアップとアップグレードされたブレーキシステム、そしてすべてのアルピナモデルと同様に専用のインテリア・トリムが用意されるのは間違いないと思われます。
M850iグランクーペは、4.4リットルV型8気筒ガソリンターボエンジンから最高出力530hp・最大トルク750Nmを発揮しますが、B8グランクーペではアップグレードされ、最高出力は621hp以上・最大トルク800Nmと、もはやスーパーカーの領域へと突入します。
B8グランクーペの導入は2021年前半と予想されています。
(APOLLO)