レクサスUXが一部改良を実施。専用内装色が用意された特別仕様車・Urban Eleganceを設定【新車】

■先進安全装備とスマホ連携をアップデート

2020年10月1日、スタイリッシュSUVのレクサスUXが一部改良を受けました。レクサスUXのCセグメントSUVは、新型車にスイッチしたメルセデス・ベンツGLAやアウディQ3/Q3スポーツバックをはじめ、ブランニューモデルのフォルクスワーゲン・Tロック、売れ筋モデルであるBMW X1/X2など、今、最も旬なクラスといえます。

レクサスNX
UX250hの特別仕様車“Urban Elegance”

今回の一部改良では、ほかのレクサス各モデルがアップデートを図っている安全面、スマホ連携が主なメニューになります。

「パーキングサポートブレーキ(静止物)」が全車に標準装備されたことで、予防安全装備がさらに充実したほか、マルチメディアシステムが「SmartDeviceLink」「Apple CarPlay」や「Android Auto」に対応。手持ちのiPhoneやAndroidスマホを10.3インチワイドディスプレイに連携することで、リモートタッチによる画面操作や音声操作を可能になっています。

レクサスNX
ブラインドスポットモニターのイメージ

さらに、従来の“F SPORT”に加えて“version L”、“version C”(後述の特別仕様車“Urban Elegance”含む)にもパドルシフトを標準化されるなど、操作性を向上。加えて、特別仕様車を含む「UX250h」全車に、上下2段階で使用可能なデッキボードが標準装備され、デッキ下段時には最大荷室容量約268L(アンダーデッキを含む)を確保。荷室の使い勝手向上が図られています。

レクサスNX
UX250hの特別仕様車“Urban Elegance”のインテリア

また、同時に、特別仕様車の“Urban Elegance”が設定されています。
ハイブリッド仕様の「UX250h “version C”」、ガソリンエンジン車の「UX200 “version C”」がベースで、専用のインテリアカラーとして「リッチクリーム&ブルー」と「ブラック&ブルー」の2色が設定されています。

ほかにも、アームレストやドアトリムにブルーのアクセントカラーが施されるなど、スポーティかつ上質なキャビンとなっています。

レクサスUX
特別仕様車のブラック×ブルー

エクステリアでは、レクサスのアイキャッチであるスピンドルグリルをはじめ、ヘッドランプ、ドアミラー、ルーフレール、ホイールがブラックペイントになるなど、UXの魅力であるスタイリングが磨き上げられています。

レクサスUX
レクサスUXの特別仕様車のブラックルーフレール

また、パノラミックビューモニター、ブラインドスポットモニター、パーキングサポートブレーキ(静止物+後方接近車両)、ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付)が標準装備されています。

レクサスUX
特別仕様車“Urban Elegance”のリヤビュー

価格は、2.0L直列4気筒+モーターのハイブリッドである「UX250h」が432万9000円〜544万9000円。2.0L直列4気筒ガソリンの「UX200」は、397万3000円〜482万8000円。UX250h 特別仕様車“Urban Elegance”は、2WDが472万3000円、4WDが498万8000円。2WDのみとなるUX200 特別仕様車“Urban Elegance”が436万7000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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