■1999年のGT-Oneルマンレーサー以来の組み合わせ車名
トヨタGRは、ブランド初となるハイブリッド・ハイパーカー「GRスーパースポーツ」を開発していますが、その市販型に「GR 010」の車名が与えられる可能性あることがわかりました。
この名称は、9月23日に欧州連合知的財産庁に商標登録されており、タイミング的にGRスーパースポーツの市販型に採用されると噂されています。気になるのは「010」の数字が何を意味するかです。トヨタの過去を調べると、1998年と1999年のGT-Oneルマンレーサーのモデルコードが「TS 020」だったとあり、その形には適合しています。
または、1000馬力を意味するとも読めますが、噂されるパワートレインは2.4リットルV型6気筒ツインターボ+3基の電気モーター「THS-R」システムを搭載、合計出力は、驚異の1400psとも噂されており、なにか他に違う意味がもたらされている可能性もありそうです。
同モデルは、2021年から新たなFIA「ハイパーカー」カテゴリーに参戦する予定ですが、そちらは規定により670psへと制限されることになります。
エクステリアでは、キャノピードアの採用が注目されます。サイドドアが跳ね上がる「シザードア」「ガウルィングドア」とは異なり、フロントウィンドウ、ルーフ、サイドドアが一体化され跳ね上がる仕様で、先日はその特許画像が流出しています。
ワールドプレミアは、最速で10月とも予想されており、発売されれば、ケーニグセグ「ジェスコ」、ブガッティ「シロン」、メルセデス「AMG One」など世界の名だたるハイパーカーと肩をならべることになりそうです。
(APOLLO)