■『オールトラック』風のカモフラージュにかなりの低偏平タイヤを装着
VWのハードコアモデル『ゴルフR』に設定される派生ワゴン「ゴルフR ヴァリアント」の新型プロトタイプを捉えました。
捉えたプロトタイプは、市街地のため超高速走行シーンはみられなかったものの、雨のワインディング・ロードを駆け抜け、トルクの強さを感じる加速をみせていたようです。
ナンバーから、先日スクープしたものと同じプロトタイプと思われますが、やはりSUVモデルである「オールトラック」風のカモフラージュがほどこされています。
しかし、かなりの低偏平タイヤを装着、よりスポーティなバンパー、ブルーキャリパーを備える高性能ブレーキシステム、それによりバックアップされたクロスドリルをを備える軽量の合金ホイール、クワッドエキゾーストパイプなどが装備されていることがわかります。
またゴルフ7風のカモフラージュが施されたフロントマスクは、ハッチバックの「ゴルフR」次期型プロトタイプとは異なるハニカムメッシュのコーナーエアインテークが見てとれます。ただしこれが市販型へ反映されるかは不明です。
このほか最終市販型には、空力性能に特化したサイドスカート、大型リアスポイラー、アグレッシブなディフューザーなどが追加されるはずです。
パワートレインは、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャー付きガソリンエンジンを搭載し、最高出力は333psを発揮。「4モーション」AWDシステムとDSGが組み合わされ、0-100km/h加速は4.6秒、最高速度は270km/hのハイパフォーマンスが予想されます。
ゴルフR新型は2020年末までに発表される予定ですが、ゴルフRヴァリアントは開発初期段階とみられ、2021年後半ごろのデビューとなりそうです。
(APOLLO)