■「4シリーズクーペ」と共有するメガ・キドニーグリルの採用、より優れた冷却効果を発揮
BMWは、主力モデル「3シリーズ」の頂点に君臨する新型「M3セダン」を発表、エメラルドグリーンとサンパウロイエローカラーを公開していますが、新たにホワイトの市販型モデルの画像を入手しました。
新型M3の最大の特徴は「4シリーズクーペ」と共有するメガ・キドニーグリルの採用です。これにより優れた冷却効果を発揮、パワフルなエンジン機能を向上させます。またフロントバンパー両端には縦スリットを配置、スポーティなフロントエンドが完成しています。
パワートレインには、3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボ「S58」エンジンを搭載、最高出力480hpを発揮し、6速MTと組み合わされます。また0-100km/h加速は4.2秒、最高速度250km/h(電子リミッター制御)、「Mドライバーズ・パッケージ」を使用すれば最大290km/hまで向上します。
極め付けは「コンペティション」モデルです。同じく3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載、最高出力は510hpまで高められるほか、8速「Mステップトロニック」が採用され、より高速でスムーズな走りを実現すします。また最高出力460hp程度に抑えた「ピュア」モデルの設定も噂されており、こちらの存在も気になるところです。
市販型には、後輪駆動モデルが発売されたあと、遅れて四輪駆動「M xDrive」が投入される予定です。
BWMでは、現在ワゴンの「M3ツーリング」も開発しており、こちらは2022年以降のデビューが予想されています。
(APOLLO)