■「レンジローバースポーツ」で使用される4気筒「P400e」システム搭載か
ランドローバーのフルサイズ・クロスオーバーSUV、「ディスカバリー」改良型の最新プロトタイプをカメラが捉えるとともに、そのコックピットを初めて撮影に成功しました。
2017年に登場した現行モデルにとってこれが初の改良型となりますが、内外とも刷新されることが濃厚です。激写したコックピットは新型「ディフェンダー」で採用されたものと同じステアリングホイールを装備しています。ただし、スポークなど小さな変更はされている模様です。
センタースタックも刷新、非常に大型のタッチスクリーン・インフォテインメントシステムを備えています。ディスプレイの下には、新しいスイッチギアを持つエアコンパネルが確認できます。
センターコンソールはカモフラージュされていますが、いくつかの変更がなされているはずです。ステアリングホイールの奥は写されていませんが、デジタル・インストルメントクラスタが採用されていると思われます。
ベルトラインから下がカモフラージュされているエクステリアですが、フロントバンパーやエアインテークのデザインを刷新、LEDデイタイムランニングライトは「ディスカバリースポーツ」のようなデュアルストリップセットアップへと今後着手される可能性もありそうです。
パワートレインは、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジン+48Vマイルドハイブリッドが新設定されるほか、「レンジローバースポーツ」で使用される4気筒「P400e」システム、あるいは「ディスカバリースポーツ」の「P300」システムなどを導入したPHEVモデルも有力とされています。
ディスカバリー改良型のデビューは、最速で2020年内ですが、プロトタイプの状態からも2021年以降の可能性が高いと予想されます。
(APOLLO)