■2.0リットル直列4気筒「T-GDI」ターボガソリンエンジンを搭載、最大275ps
ヒュンダイのクロスオーバーSUV「コナ」に設定されるハードコアモデル「コナN」市販型プロトタイプが、ニュルで最終テストを開始しました。
捉えたプロトタイプは、室内にロールケージを配置、アグレッシブなリアスポイラーが見てとれます。ボディはベースモデルよりローダウンされ、より強固なサスペンション、18インチの合金ホイール、リアアスクルにはレッドブレーキキャリパーが装着されています。
また三角のサードブレーキライトをインサートした分厚いルーフスポイラー、巨大ディフューザー、大径のデュアルエキゾーストシステムなど高性能モデルらしい装備が確認できます。
キャビン内では、インストルメントクラスタやインフォテイメントシステム、および安全機能のアップデートがなされる以外、大きな変更はないと思われます。
予想されるパワーユニットは、2.0リットル直列4気筒「T-GDI」ターボガソリンエンジンを搭載、最高出力は「i30N」同様に275psを発揮。「ヴェロスターN」から供給される8速DCTトランスミッションと組み合わされ、前輪駆動のみ設定されます。
ヒュンダイは、6月にヒュンダイ・ジャパン公式Twitterアカウントを開設、日本再導入が現実味を帯びてきています。コナ最強Nのワールドプレミアは、2020年内で、日本市場再参入が現実となれば、同社の目玉となりうるかもしれません。
(APOLLO)