フェラーリ最後のV12エンジン!? フェラーリ812「GTO」が開発中か?

■フェラーリ最後のV12エンジンとなる可能性も

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フェラーリ 812 GTO 開発車両

フェラーリは、現在「812スーパーファスト」のハードコアモデルを開発していると思われますが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。

812スーパーファストは、ジュネーブモーターショー2017で「F12ベルリネット/F12tdf」の後継モデルとして初公開。その名が示す通り、最高出力800psを発揮するV12気筒エンジンを搭載するフェラーリ史上もっともパワフルなミッドシップモデルです。

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フェラーリ 812 GTO 開発車両

捉えた2台のプロトタイプはどちらもダミーながら、攻撃的なエアロを装備しています。

デザインの詳細は不明ですが、フェンダーがワイド化されているほか、どちらのプロトタイプもエキゾーストパイプ周辺にエアアウトレットが新たに設けされています。また「AT01」のナンバーを持つプロトタイプには、助手席側下にケーブルを隠すダクトテープもみられます。

812スーパーファストのパワートレインは6.5リットルV型12気筒自然吸気エンジンを搭載。最高出力は800ps・最大トルク718Nmを発揮します。その一方、このハードコアモデルは排気量はそのままに最高出力が900ps以上も期待できそうです。

市販型の車名は「812 GTO」が有力で、これがフェラーリ最後のV12エンジンとも伝えられています。同社では2020年内に2つの新型モデルを発表するとアナウンスしており、もう1台は「SF90 Stradale Spider」と予想されます。

かつて「599 GTO」が599台の限定生産だったように、この812 GTOも限定モデルとなる可能性が高いと思われます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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