■0-100km/h加速3.6秒、8速PDKに四輪駆動システムPTM搭載
ポルシェは「911 タルガ」(992世代)を5月に発表しましたが、その最強モデルとして設定される「911 GTSタルガ」の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
ほぼフルヌードで捉えたプロトタイプは、911と差別化されたエアインテーク形状をもつフロントバンパーを装備、リアエンドにはセンターにデュアルエキゾーストパイプが確認できます。またルーフは自動開閉式で、タルガ伝統の極太「タルガ・ロールバー」の前部が、約19秒でオープンします。
5月のタルガ発表時には、「911タルガ4」および「911タルガ4S」の2仕様のみ設定されると伝えられていましたが、トップモデルとなる「タルガ4 GTS」の設定が確実となりました。
パワーユニットは3.0リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力は「タルガ4」が385psを発揮、0-100km/h加速4.2秒。「タルガ4S」では最高出力450ps、0-100km/h加速3.6秒とこれまでより0.4秒短縮しています。
これに対し「タルガ4 GTS」では同エンジンを搭載しながらも最高出力470ps以上とみられています。
トランスミッションは、すべて8速PDKを採用、四輪駆動システムPTMが標準装備されるほか、GTSでは、スポーツエキゾーストやスポーツクロノパッケージも標準で提供されるといいます。
タルガ4 GTSのワールドプレミアは、今後数週間以内と予想されています。
(APOLLO)