ヒュンダイ i30改良新型、高性能「N」に300馬力のハードコア設定の可能性!

■VW「T-Roc R」と対峙するため、さらなる高性能モデルが登場

ヒュンダイは、主力コンパクトハッチ「i30」に設定されるハイパフォーマンスモデル「i30N」改良型を開発していますが、その最新プロトタイプがニュルに出現しました。

ヒュンダイ i30N_003
ヒュンダイ i30N 市販型プロトタイプ

これまでで最もカモフラージュが軽い開発車両は、スプリットヘッドライトのデザインの一部や、新デザインの大型コーナーエアインテークの形状がわかります。またボディのドアパネルが初めて露出、サイドスカートは拡張され、デュアルエキゾーストパイプがインストールされたバンパーが見てとれます。

大型ルーフスポイラー、4フィンディフューザーがリアエンドを支配、ベースモデルと差別化されるアグレッシブなボディキットを装備しています。サンタフェを模したグリル中央にはヒュンダイのロゴ、その隣に「N」バッジが付くはずです。

ヒュンダイ i30N_007
ヒュンダイ i30N 市販型プロトタイプ

キャビン内では、スポーツシートのペアが追加、専用の室内装飾、コンストラストステッチがほどこされます。またインストルメントパネルとインフォテイメントシステムの新しいグラフィックも期待できるといいます。

スポーティなサスペンションのセットアップは、コーナリングを改善、パワートレインは最高出力275psを発揮する2.0リットル直列4気筒「T-GDI」ターボチャージャー付きガソリンエンジンを搭載し、8速DCTトランスミッションが組み合わされ出力を前輪に送ります。

また300psを発揮するVW「T-Roc R」と対峙するため、さらに強力なエンジンを搭載するハードコアモデルも噂されています。

コナi30Nのデビューは、2020年内、あるいは2021年前半と予想されています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる