ロータスが12年ぶりの新型モデル「Type 131」を計画か?

■新プラットフォーム採用の内燃機関エンジンモデル

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エヴォーラGTコンセプト

ロータスは現在、直近12年間ではみられなかった、オールニュースポーツカーを開発していることがわかりました。

社内コード「Type 131」と呼ばれる新型モデルは、「エキシージ」「エヴォーラ」のどちらかを置き換えるのではなく、両車の中間に位置するといいます。伝えられるところによると、新開発のプラットフォームに基づき、軽量化のためにハイブリッドパワートレインではなく、内燃機関エンジンになるようです。

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エヴォーラGTコンセプト

現在、ロータスは中国ジーリー傘下でありますが、Type 131では、これまでのトヨタ製エンジンではなくジーリーから供給される可能性もあります。

昨年ロータスCEOのフィル・ポハム氏は、「Auto Express」誌のインタビューに対し「我々は今、全く新しいスポーツカーを提供するために積極的なビジネスプラン、プラットフォーム開発にに投資しています。タイプ131はフルEVではありません。ハイパーカーとも異なります。」と述べている。

同社は、「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019」において、「エヴォーラ」を強化した「エヴォーラGTコンセプト」を発表、カーボンファイバーパーツを組み込んだハイブリッドボディパネルを採用、複合素材を使用したディフューザーやカーボンファイバー製ウィングを装備し、エアロダイナミクス性能を極限まで向上させていますが、Type 131も同様の仕様が予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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