■ティーポ ハッチバックに続いてSWにも設定、プラスチック製のボディクラッディングなど装着
6月にフィアット「ティーポ ハッチバック」改良型に設定されるクロスオーバーSUV派生モデルをスクープしましたが、今度は「ティーポSW」のクロスバージョンを捉えました。
現在ティーポは、ハッチバック、セダン、ワゴンと派生モデルを展開。これまで「クロス」はこれらに続く第4のモデルとなると思われましたが、ハッチとは別にSWにも設定されることが確定しました。
これで3つのボディスタイルのうち、少なくとも2つにクロスオーバーが設定されますが、現時点でセダンへの設定は不明です。
捉えたプロトタイプは、ボディをリフトアップし、ティーポ・クロスハッチ同様にカモフラージュされたワイドなホイールアーチ、サイドシル、専用ホイールを装着、プラスチック製のボディクラッディングを特徴とし、より広くて頑丈に見えます。
また、新設計されたグリル、その上部にはLEDデイタイムランニングライトが統合された新ヘッドライト、リアエンドでは、グラフィックが変更されたテールライトも確認できます。
キャビン内では、「ティーポ」2021型で更新されたインフォテインメントシステム、世界的な主流となっている大型ディスプレイを搭載するほか、室内装飾やトリム類も刷新されると思われます。
パワートレインの最新情報も入ってきました。
1.0リットル直列3気筒、および1.3リットル直列4気筒ターボチャージャーが新たに導入されるほか、マイルドハイブリッドパワートレインもカードに含まれている可能性がありそうで、最高出力120hpを発揮する1.6リットルのディーゼルのみキャリーオーバーされると予想されます。また燃料ポンプのパフォーマンス向上により、CO2排出量が削減される可能性があるといいます。
ティーポ改良型は、クロスオーバーバリアントを含め2020年秋にデビュー予定となっています。
(APOLLO)