■上下二分割されたスプリット、あるいはブーメラン型ヘッドライト採用か?
先日、日産が開発を進めているクロスオーバーSUV、「キャシュカイ」次期型プロトタイプを捉えましたが、続けて新たな開発車両をキャッチしました。
前回と異なるカモフラージュをまとったプロトタイプは、Vモーショングリルに偽装パネルを追加している反面、薄くシャープなヘッドライトの上部にわずかながらガラス部分を確認することができます。これは上下二分割されたスプリットタイプ、あるいはデトロイトモーターショー2018で初公開された、「Xmotion」(クロスモーション)のようなブーメラン型ヘッドライトが採用される可能性あることを示しています。
さらに、Dピラーやルーフエンドのカモフラージュが削ぎ落とされたことにより、市販型のルーフスポイラー、寝かされたリアウィンドウ、テールゲートの開口部など市販型デザインが確認できます。
次期型では「X-Trail/Rogue」と共有する「CMF-C/D」プラットフォーム最新バージョンを採用。ボディが若干拡大されるとともに、よりスポーティなエクステリアが期待できます。またキャビン内では、大型のインフォテイメント・ディスプレイや、インフォテイメントパネル、最新のドライバーアシストシステムの搭載は間違いないでしょう。
パワートレインは日産の「e-Power」システムを搭載、三菱「アウトランダー」からプラグインハイブリッド技術の導入が予想され、それに伴いディーゼルエンジンは廃止される可能性もありそうです。
キャシュカイ次期型のワールドプレミアは、2020年内と予想されますが、コロナウィルスの影響で2021年初頭もありえるでしょう。
(APOLLO)