メルセデスAMGプロジェクトワン、最高速度350キロ、初の1000馬力超ハイパーカーを公式リークで動画公開

■最高速度350km/h、0-200km/h加速6秒未満。ニュル最速を視野に

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メルセデスAMG ONE 開発車両

メルセデスAMGは、待望のハイパーカープロジェクト、「AMG One」のプロトタイプを公式リークするとともに、動画を公開しました。

AMG Oneは、F1テクノロジーを搭載した同ブランド初のハイブリッド・ハイパーカーとして2017年にプロトタイプが初公開されましたが、公道を走るためのエンジン開発などの問題によりプロジェクトが遅れていました。しかし、それらの問題はすべて解決され、現在はドイツのインメンディンゲンにあるメルセデス・ベンツの開発施設にてテストが行われています。

市販型のパワートレインは、1.6リットルV型6気筒ガソリンターボエンジンをミッドシップに搭載、合計4基の電気モーターと組み合わせることにより、最高出力1000ps以上が確定したようです。トランスミッションは「AMGスピードシフト8」で、駆動方式は四輪駆動とされます。

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メルセデスAMG ONE 開発車両

最高速度は350km/h、6秒未満で200km/hに達し、EV航続距離は25km(15.5マイル)のパフォーマンスを誇ります。このスペックを持って挑戦が予想されるのはニュルブルクリンク最速レコードです。現在、ポルシェ「919ハイブリッド・エボ」が2018年に叩き出した5分19秒546が最速レコードですが、それを超えるパフォーマンスが十分に期待できるはずです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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